見出し画像

WEBデザイナーは、手段だったお話し

なぜ、WEBデザインを学んでいるんだろう。

私が本当にしたかったことなのか・・・。
職業訓練学校に通って終盤を迎える頃、悩んでいたことです。

ずっと興味があったwebデザイン。
やっと私の目の前に学ぶ機会が訪れてくれた。
学びたかったはずだけど、学んだ先に何があるのか。
そんな疑問が職業訓練学校を卒業する頃に芽生えていました。

このまま学びたかったwebデザイナーになりたかった。を理由に就職するのかどうなのか本気で悩んでいました。

就職活動はその頃面接1回。合否の連絡がずっとないまま、その会社から仕事を受けていました。仕事をもらえるということは、ほぼ合格に近い状態であるとは思っていました。
でも、WEBデザイナーとして会社勤めするのに、なぜか抵抗があったのです。

きちんとした目的が見えてなかったから。


自分の中の目的が見えない

田舎では、WEBサイト制作会社は少なく、就職先の選択肢もほぼ一社か二社くらいしかありませんでした。
学んだところで生かせるところが少なかった。
最初は興味もあったから、失業保険受けながら学べる機会がありがたかったからかも知れません。

でも、私が訓練校に通うために子供の送迎や子供の世話、料理、家事といろんな人に助けてもらわないといけなかった。

頼らず甘えず通えることはなかった。興味だけで行きたいとは言えなかった。

それなりの決心があって通っているはずなのに・・・
こんな気持ちじゃみんなに失礼という気持ちもありました。

卒業間近で、自分を見失った。

WEBデザインしたかったのに、本当にしたいことだったのか・・・。、

そんな時、講師の先生にポロリと打ち明けてみました。

本当にしたかったことなのか、今通ってますが、自信がなくなっています。
学べば学ぶほど、まだまだ自分の知識やスキルが足りないということが理解できたし、これからもっともっと学ばなければ、ダメだってことも理解できた。
このまま就職してもスキルも気持ちも自信がない。
本当に私、これがしたかった事なのか今となってはわからない。
最初なぜしたかったのかと言う気持ちもわかってない。

いろいろ話しているうちに先生は・・・

「それは、あなたにとってWEBデザイナーはあくまで手段だからじゃない?」

そういってくれた先生の言葉にハッとしました。

そうだ。そうだった!思い出しました。
そもそもなぜサイト制作がしたいのかを。

根幹にあった自分が住んでる街を良くしたいという気持ち・想いが移住してからずっとあって、その気持ちは今も根幹に流れていることを。

人口減が激しい住んでる街を活気あるものにしたい。
子供たちが未来に帰ってきたいといってもらえる街にしておきたい。


それが自分が今できる力で少しでも良い方向に向かわすことができるなら、それが一番嬉しい。
そのために、自分ができる少しでも得意なこと、周りから望まれていることで役に立ちたいと思ったのが根幹にあったことを。

そこに立ち帰れたのでスッキリしました。

そこから、すぐに面接してもらってお仕事もらってた社長に電話して、就職をするという気持ちに進んでなれることができました。

辛いことがあっても、なぜこの仕事がしたかったのかを思い出せば
なんでもへっちゃらです。

わたしにとってのwebデザイナーとしてのやりがいとは。


私たちが住んでる田舎を子供達の明るい未来につなげていきたい

そのために人よりちょっと得意なことで
人に求められるものを提供し社会の役に立つことでした。
それを自ら選べたのは人生においてとても大きな事だった。

単に生活のために働くならなんでもよかった。
でも私はそれじゃ満足できなかった。
田舎の明るい未来を夢見て今できる事を最大限にする。だだそれだけだった。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?