醍醐:日記(24/04/15)

日記。

ジャンプ+のゴダイゴダイゴという漫画が好きで、まぁ正直連載序盤ほどの感激はないものの、この最終盤に及んでも楽しく読んでいる。最近はとにかく毎話「決め」のシーンが多い。誰もが熱くなるような王道展開をうまく作劇に盛り込んで、絵面としても古きよき少年漫画の名シーンのようなショットをバシッと決めている。長州力の言葉でいえば「インパクトをとる」ことができている。長州を引用した理由はないが……とにかく、そういうクラシック踏襲的な手法を、うまく、現代的な半分ズラしたストーリーにハメるのが上手い作者だと感じる。だからこそ、どうしても話全体が王道シリアスになる最終決戦よりも、自由のきく序盤の軽い話のほうが輝いてるというのはあるかもしれないが。でも今も十分面白いし熱い。

これはジャンプ+という媒体の隔週連載だが、連載漫画って、手法として、短いページ数の単話のなかで毎回何らかの見所を盛り込む必要があると思うけど、実際そのあたりってセオリーになってるんだろうか。セオリーがあるとすれば、その傾向は短い枚数のWeb漫画やSNS連載で尚のこと強化されることだろうと思う。もう、そういうのも研究しつくされてそうだけど。メディアによる内容の変化は避けられないという話。

以上

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