感情に本気で向き合ってみると、意外な真実が見えてくる
こんにちは。今回の記事では、少し極端な話をしてみたいと思います。
もしあなたの中に、他者に対する強烈な殺意がわき上がってきたとしたら、どうしますか?
多くの場合、殺意を持つこと自体を嫌悪し、「殺意を持ってはいけない、殺すのはいけないことだ」と感じ、自分の感情を抑えようと必死になって努力するのではないでしょうか。
もちろん、不当な殺人は、決して起こしてはならないことです。
けれども、もし、あなたが殺意を持ったという相手が、実は、あなたに対して巧みな精神的ハラスメントを仕掛けていたとしたらどうでしょうか。殺意は、そのハラスメントに対して敏感に察知したあなたの「正当な反応」だったとしたら、どうでしょうか?
以下、私の長年の苦闘の末、生まれた始めて体験した「激しい感情が自分の中にすっと統合され、平和な気持ちになった」出来事をシェアしたいと思います。
■私自身が強烈な殺意に悩まされてきた
隠すところなく申し上げますと、私(ペンネーム:真実の剣)自身、過去、特定の人物たちに対して、たびたび、強烈な殺意を抱いていました。そして、自らのそのような激しい殺意に長年、悩まされてきました。殺意がいったん沸き上がってしまうと、意識のほぼ100%がその殺意にとらわれ、日常生活がままならなくなってしまうのです。
当然、私の頭の中を含めた全身は、怒りの感情でいっぱいになり、目の前に静かな日常があったとしても、まったく目に入りません。
私はそのような激しい殺意をどうにか消したくて、瞑想や気功の世界を探り、精神世界のマスターと言われる人々の門戸をたくさんたたいてきました。
七転八倒しながら20年近くの時を過ごして、ようやくたどり着いた真実がありました。
真実は、かなりあっさりしたものでした。私が激しい殺意を持った相手というのは、私に対して繰り返し、明示的に精神的ハラスメントを仕掛けていたのでした。そのうえで彼らは「お前が悪い」という理由をうまくつけ、私にダブルバインドをかけて利用をしていたわけです。お人好しな私は、この構造を読み解くことができませんでした。
つまり、私は明確な精神的ハラスメントを受けており、実質的には腕力を振るう暴力に近しい精神的ダメージを受けているにもかかわらず、それらに対してNOを言わなかった(言えなかった)わけです。しかし人間というのは本質は分かっているもので、洗脳に近い状態であったとしても、相手から何をされているのかという実態は、心の奥底では分かっているものです。
それゆえに、普通なら単なる怒りで済むところが、強烈な殺意にまで膨れ上がっていた、というわけです。
当時の私にはなかなかそれが分からず、有り体に言えば仕方がなかったとしか言い様がありません。ですが本来的には、私は素直に自分の心で感じた「何かがおかしい」というセンサーに反応して、ハラスメントな人物から離れてしかるべきだったのです。
■幼少期の体験から、わざわざハラスメント環境に突き進んでいく人生のクセを身につけた
また、私は、そうしたハラッサー(ハラスメントをする側の人間)にわざわざ近づいて、ひたすら我慢してそのままそばに居続けてしまうという心のクセがありました。その原因は、私の幼少期の環境にありました。
具体的に言うと、幼少期の私は母親から継続的に、かなり執拗なハラスメントを受けていました(性的なハラスメントも含みます)。それに対して反抗する私に対して母親は「切れるお前が悪い」というダブルバインドを仕掛けていました。子どもは素直なので、母親のハラスメントに正当に反応しつつも、その正当な反応が「間違っている」という洗脳をさらにそのまま飲み込まされ、どうしようもない精神状態に陥っていました。さらには、その精神状態をキープする行動をそのまま家族以外の外界においても実行し、ひたすら同じ現実=ハラスメントを受け続ける人生=が、周囲に出来上がっていたわけです。
最近、母親に対する怒りがまたふつふつと湧くことがありました。思い出したのです。幼少期からずっと、母親に対して猛烈な殺意を抱き続けながら、それをどうしたらいいのか分からずに鬱屈とした日々を送り続けていたことを。
とはいえ、そうしたネガティブな気持ちは解消されるべきでしょう。そこで私は静かに座り、瞑想状態に入ってから、「私よ、何が言いたいのか、教えてくれますか?」と自分に対して語りかけ、その怒りに真剣に向き合ってみました。
すると、しばらくしてこんな気づきがやってきたのです。
「母親に対して抱いてきた殺意は、『母親が私に対して執拗にハラスメントを繰り返してきた』という、まごうことなき真実からくる、正当な感情だったのだ」と――。
つまり、いろいろな構造に気がついた私であっても、心の中ではどこかしら、肉親である母親をかばおうとする「お人好しな心の隙」があり、ひどいハラスメントに遭っていたにも関わらずなぜかそれを受容したり「大したことはなかった」と軽視してしまう自分、さらには「怒りを持ってしまう自分がだめなのだ」と自分をむやみに罰する心が、意識空間の中にまだまだ残っていたという事実でした。
これに気がついたときに、怒りがすっと収まっていくのが分かりました。これは生まれて初めての経験でした。
それ以来、私の心はとても平和です。自分の感情に素直に向き合うと、非常に深い真実が見えてくる。これを改めて実感しました。
もし、ご自身のネガティブな感情に苦しんでおられる方がいましたら、この私の経験が少しでも参考になれば幸いです。
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私がDNAアクティベーションを最初に受けたのは2005年9月のことでした。そしてDNAアクティベーションの施術法を最初に学んだのは、2009年でした。初めて学んでから10年以上もの月日が経過していますが、このヒーリングの威力については発見の連続です。
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