理系院生の就活体験記@22卒
自己紹介
こんにちは。444(よしし)です。
22卒で就活をしていた理系院生修士2年です。就活を無事に終えた今、振り返ってみて気付いたこと考えたことを少し整理してみました。よければ読んでください。
○就活の流れ
1. サマーインターン説明会に参加(5−6月)
2. サマーインターンに参加、ESを書きながら自己分析(6−9月)
3. 早期選考などが始まる。自分がなりたい姿、会社に望む条件を整理。(9月〜)
4. 自分の希望・考えとあう会社を選択肢入社確定。(3−4月)
○学んだこと・考えたこと
1. 修士卒の就活と学部卒の就活で有利不利はない。
僕は学部3年のときにも就活をしていました。その時よく聞かれた質問は、「理系の人は院に進む人が多いけど、どうして就職するの」でした。その時は理系は学部卒はあまり求められていないのかと思っていました。
しかし、修士になって就活していると「博士に進まないの」と聞かれました。結局同じじゃんと感じていました。そのことから考えたのは、なぜ働きたいのか、勉強からの逃げじゃないかというのを見られているんだと思いました。
学部卒で就職した友達も今しっかり働いていますし、いつ就職するかは関係ないんだと気づきました。結局は自分が何をしたいのか、どうなりたいか(will)が大事なんだと思います。
2. 会社選びは就職後の生活をイメージする。
入社後の生活をイメージできるかどうかはとても大事だと思います。僕は特に給料や残業のことについてイメージをしていました。
まずはお金のことです。僕の場合は、奨学金を借りて大学に通っているので、就職後はそれを返していかなければなりません。ということで、入社後いくらのお金が最低限必要なのかシュミレーションしました。家賃、光熱費、奨学金返済etc..、会社では初任給、家賃補助有無など。
それらを調べ分からなければ、面接などの逆質問で聞くようにしていました。お金のことは聞くのが申し訳ない気がしてしまいましたが、しっかり聞いていました。面接官の人も特に嫌がることもなく話してくれる場合が多かったです。
残業など働き方についてです。僕は家族を大切にしたいという思いがありました。そこから、自由な働き方ができる会社を見ていました。見たポイントは大きく、1.残業時間、2.男性の育休取得の2つでした。
この点に関しても実際に働いている面接官などに聞いて、どのような考え方が会社内でされているかをチェックしていました。
3. 様々な視点から自己分析をする
自己分析についてです。僕が行った自己分析は、生まれたときから今までで記憶に残っている出来事をひたすら書き出すというものでした。書き出したら、それぞれの出来事に対する思い、考えを書きました。
これをやってよかったなと思ったことは、今の自分を形成しているものを知ることができたことです。周りを見て行動できているのは中学生のときのあの経験が生きているな等、自分の長所短所に根拠ができます。ESも書きやすくなったし、面接も論理的に話せたかなと思います。
もう一つは、他己分析です。自分はどう見られているのかを知ることは大切だなと思いました。自分が落ち着きのあるというのは言われるまで気づきませんでした。
自分の知らない自分の長所を知れると、自己肯定感も上がります。就活中はお祈りメールが来るたび精神を削られてしまうので自己肯定感は大事だと思います。
最後に友達と行う面接練習です。友達との面接練習がとてもよかったです。面接官として長所などを聞いてもらい、深堀りしてもらいます。そうすることでより自分について考えることができます。さらにはどこを突っ込まれると話が弱いのか等も確認でき面接に備えることができます。
4. 正直・誠実さが一番
最後にこれが就活で一番感じたことです。特に面接ですが、全て正直に話すことが大事だと思いました。嘘やちょっとした見栄は突っ込まれるとどうしてもうまくいかなくなります。
就活は向こうがほしいと思う人物と自分の人物像が一致するかどうかの確認作業だと思います。なので合わなければ落ちるし、合えば受かる(極論かもしれませんが)。嘘や作り上げた人物像で受かっても会社に居づらくなってしまうのかなと思っています。
○さいごに
就活は辛くて大変なものでした。しかし、自分と向き合うことができ、自分はどうなりたいのか・何をしたいのかを考えるきっかけになりました。今まで自分にベクトルを向けることはあまりなく、何になりたいかも曖昧だった僕にとってはとても有意義な時間になりました。就活から逃げ出したくなることもあるとは思いますが、就活生の皆さん頑張ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?