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M-1グランプリ2022準決勝感想(ネタバレ無し)と決勝3連単予想

昨日、M-1グランプリの準決勝が開催され、僕は配信チケットを購入し、全28組のネタを視聴した。決勝に進出すると思ったコンビには、用意しておいたノートに○を付けながら視聴していたのだが、○をつけた組が全部で12組になってしまったので、泣く泣く3組削って決勝進出者9組を予想した。

その予想した9組とは、シンクロニシティ、令和ロマン、真空ジェシカ、かもめんたる、ヨネダ2000、さや香、ストレッチーズ、ロングコートダディ、男性ブランコである。

しかし、結局この予想は5組しか当たらなかった。(実際は、カベポスター、キュウ、ダイヤモンド、ウエストランドの4組が入り、シンクロニシティ、令和ロマン、かもめんたる、ストレッチーズは落選した。)まあそれくらい接戦だったということだろう。

個人的には、ロングコートダディとキュウを応援していたので、両組ともに受かってとても嬉しかった。

それでは、ネタバレ無しの感想を書いていこうと思う。

Aグループ

金属バット

今大会の主役と言ってもいい金属バットがワイルドカードで上がってきたが、正直ネタとしては、準々決勝の不倫のネタの方が面白かったと思う。そちらが勝負ネタだったのではないだろうか。さらに言えば、昨年の準決勝で披露したネタも、今回のネタより面白かったので、本当は昨年決勝に進出するべきコンビだったのかなと思う。とても応援されているコンビだったので、決勝に行けないままラストイヤーを追えてしまうのは非常に残念に思う。

カゲヤマ

決勝進出は無理だと思ったが、個人的には面白かった。また、金属バットよりウケていたと思う。

シンクロニシティ

Aグループでは例年1組くらいしか決勝に進出しないので、その中で進出するとしたら、絶対このコンビだと思って○をつけた。めちゃくちゃ面白かった。落ちてしまって非常に残念なコンビの1つであった。

ママタルト

決勝に進出するのは難しいと思った。大鶴肥満さんは好きである。

ハイツ友の会

決勝に進出するのは難しいと思った。しかし二人とも美人で好きである。

THIS IS パン

決勝に進出するのは難しいと思った。

カベポスター

面白かったが、Aグループでは例年1組くらいしか通過しないことを考慮して、シンクロニシティと比較した結果、僕は○をつけなかった。しかし、結局通過したのは、シンクロニシティではなくカベポスターであった。もちろん面白かったので、意外だとは思わなかった。決勝も頑張ってほしい。

Bグループ

令和ロマン

僕は基本的に会場のウケは一切考慮せずに、自分が面白いと思ったかどうかで決勝進出者を予想しながら見ていた。しかし唯一この令和ロマンだけは、あまりにもウケていたのに加えて、ネタ自体も面白かったので、正直確実に決勝に行ったと思った。ノートには◎をつけた。

しかしふたを開けてみれば落選ということで、この準決勝の結果の中では一番の驚きであった。ウケ量重視の昨年だったら絶対に通過していたと思う。本当に今年は、客ウケをあまり考慮せず審査しているということが改めて分かった。落ちて非常に残念である。

真空ジェシカ

真空ジェシカは、正直去年の決勝のネタがあまり面白いと思えず、個人的な好みからは外れていたのだが、今年は素直に面白かった。去年よりかなり面白くなっていると思った。当然ノートには○をつけたし、文句なしの決勝進出だと思う。

かもめんたる

僕はノートに○をつけた。絶対に通過してほしかった。めちゃくちゃ面白かった。しかし、通過できなかった。この準決勝で一番悔しかったのは、かもめんたるの落選だったと思う。それくらい面白かった。本当にラストイヤー忖度も何も無い厳正な審査が行われていることを実感した。

マユリカ

マユリカめっちゃ好きだが、ちょっと決勝進出は難しいと思った。

キュウ

ロングコートダディとキュウを応援していたので、キュウにはかなりの期待を抱いていた。しかし、ネタを見た正直な感想としては、去年のルパンのネタや、ゴリラであいうえお作文のネタや、何なら今年の3回戦のネタの方が面白いと思ってしまった。キュウのネタの選択ミスだと思った。僕は落ちたと思って、泣く泣くノートに○をつけなかった。

しかし、結果的にはキュウは通過した。今回唯一の嬉しい誤算である。本当におめでとうと言いたい。しかし、決勝では、この準決勝のネタではなく別のネタをやってほしいと個人的には思う。

ミキ

決勝進出経験2回のミキだが、最近は漫才の実力が落ちているなあと、去年の予選などを見ても思っていた。しかし、この準決勝のネタを見てみたら普通に面白かったので、ちょっと復活しているんだなという感じがして嬉しかった。しかし、決勝進出はまだちょっと難しいと思い、○はつけなかった。

ヨネダ2000

ヨネダ2000のネタはちょっとトリッキーすぎて今まで笑えたことが無かったのだが、今回のネタはちょっと一般人に寄せてきてくれた気がして、僕でも笑うことができた。ノートにも○をつけたし、案の定決勝に進出した。

Cグループ

ケビンズ

決勝に進出するのは難しいと思った。

ダンビラムーチョ

決勝に進出するのは難しいと思った。

ダイヤモンド

最初は面白かったので、ノートに○をつけたのだが、9組に絞る段階で泣く泣く○を消したのがこのダイヤモンドである。しかし、結果的に受かってくれたので、とても嬉しかった。決勝でも頑張ってほしい。

ビスケットブラザーズ

決勝に進出するのは難しいと思った。

ヤ―レンズ

決勝に進出するのは難しいと思った。

ななまがり

決勝に進出するのは難しいと思った。しかし、つかみは最高に好き。

ウエストランド

ウエストランドも、最初は面白かったので、ノートに○をつけたのだが、9組に絞る段階で泣く泣く○を消した。しかし、結果的に受かってくれたので、とても嬉しかった。決勝でも頑張ってほしい。

Dグループ

さや香

面白さというより、安定感を非常に感じて、僕はノートに○をつけた。そして案の定決勝に進出してくれた。決勝で大コケする可能性というのは、たぶん一番低いのではないだろうか。頑張ってほしい。

ストレッチーズ

面白いと思って、ノートに○をつけたが、結果的には落選してしまった。ここに関しては、かなり当落線上かなあと思っていたので、落ちても仕方ないかなとは思った。しかし、面白かったことには違いないので、来年頑張ってほしい。

コウテイ

決勝に進出するのは難しいと思った。

オズワルド

優勝候補大本命のオズワルドだが、ネタを見て面白く無さ過ぎて驚愕してしまった。今までM-1で見たオズワルドのネタの中で一番つまらなかった。2019年に初めてM-1決勝に出場した時のネタよりも面白くなかった。さすがのオズワルドでも、これでは絶対に落ちると思ってしまった。

3回戦のネタ動画をYoutubeで見たときは、去年のM-1の1本目のネタの雰囲気が踏襲されていて、とてもいいネタだと思った。ランジャタイ推しの僕でさえ、これは間違いなく優勝候補筆頭だなと思った。それがなぜ準決勝でこのネタになってしまうのか?というか、準々決勝はこのネタで通ってきたのか?これなら準々決勝で落とされても全くおかしくないと思うのだが、どうだろうか。

恐らく、敗者復活はオズワルドが上がってくるだろう。1番良かった3回戦のネタをブラッシュアップして、戻ってきてほしい。

ロングコートダディ

ランジャタイが準々決勝で落選してしまったので、個人的に準決勝最推しだったロングコートダディだが、安定に面白く、ノートに◎をつけた。そして案の定決勝進出を決めてくれた。これは妥当な結果だと思う。真空ジェシカもそうだが、これだけ審査基準が変わった今年のM-1で、2年連続で決勝進出してくるのは本当にすごい。

男性ブランコ

面白いと思い、ノートに○をつけたが、案の定通過してくれた。一皮むけて、ちゃんと決勝の壁を破ってきたという印象を受けた。頑張ってほしい。

からし蓮根

からし蓮根も面白いと思い、ノートに○をつけたが、9組に絞るために泣く泣く削ったコンビである。しかし、面白いとは思ったのだが、個人的には去年の方が面白かった。からし蓮根も金属バットと同様に、去年決勝にいくべきコンビだったかなというのが正直なところである。

決勝3連単予想

1位 ロングコートダディ
2位 キュウ
3位 男性ブランコ

本来は、敗者復活からのオズワルドを3連単に入れた方が当たる確率は高いのかもしれないが、個人的に好きな3組を単純に3連単に入れた。3組とも、普通のしゃべくり漫才ではなく、発想系のネタをするので、爆発すれば、王道のしゃべくり系漫才師たちに勝てると思う。もちろん、大外れする可能性もあるが、好きな組に入れた方が後悔が無いので、今回はこれで行こうと思う。

準決勝まとめ

準決勝全体の印象としては、正直準々決勝の面白かった組のネタと、そこまで大差ないところも多いなというのが、正直なところである。それどころか、準々決勝で落ちた組の方が面白いんじゃないかと思うこともあった。少なくとも、滝音とランジャタイは、準決勝に上げて良かったんじゃないかという気がする。

しかし、決勝に残った9組に関しては、全然異論は無く、今年もM-1を大いに盛り上げてほしいと思っている。令和ロマンとかもめんたるが落ちてしまったのは意外だったし悔しかったが、選ばれた9組は総じて面白かったので、期待は高まる。今年のM-1も、今から楽しみに待ちたいと思う。




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