夏の麺まとめ

もうすっかり秋なのにまだ夏に食べた麺が書き切れてなくて、自分の筆の遅さに申し訳なさすら覚えます。
という事で今回は一気に残りの夏麺をまとめてみました。
東中野 覆めん花木



神保町の覆めんの暖簾分けで四谷のがんこの孫弟子にあたるこちらのお店の夏の麺は「ざるラーメン」がんこ系らしい黄色い麺にドカーンとしたローストチキンがのる男らしい一杯で、冷たい漬けダレは醤油のキレがよくざる蕎麦の様にズルズルと一気に啜っては鶏肉に齧りつくを繰り返しあっという間に完食でした。

八幡山 麺処しろくろ



毎年楽しみにしてるしろくろの冷たい麺は「冷製だしのつけそば」で見るからに美しい一杯
そして昆布水に浸かった麺がそれだけでしっかり美味しい、つけ汁は煮干の風味があって少しビターなんですが食べ進める中でフライドオニオンを入れるとコク深く、そこからは〆の冷汁風茶漬けまで色んな美味しさが詰まった一杯でした。

下北沢 純手打ち 麺と未来



もち麦を使った独特の食感の麺が話題となり行列店になったこちらの夏の麺は「冷やしラーメン」でトマトや筍などがのせてあるんですが桃がのってたのは斬新でした。塩味のあるスープに爽やかな甘さと酸味がある桃が意外に合うんですね、そして麺は冷たくてもプルプル食感で存在感抜群です。パッと見ボリューム少ないかなと思ったけど麺の食べ応えでしっかり完食でした。

東北沢 千里眼




二郎インスパイア系の中でもかなりの人気店のこちらの更に人気の夏の「冷やし中華」を数年ぶりに伺いました。山盛りのは食べきれる自信がないので全部デフォルトでお願いしました。
たっぷりの野菜にガーリックマヨでパンチの効いたサラダ風なんですが、そこにゴワゴワの太麺と背脂と濃厚な醤油ダレが凶暴な一杯へと昇華してくれます。途中から別添にした辛揚げを入れて全部が混ざり合うと唯一無二の美味しさで腹八分目で完食!来年はもう少し大きい山を登ってみようかと思います。

上北沢 らぁめん小池



オープンしたお店が軒並みビブグルマンに選ばれ今や飛ぶ鳥を落とす勢いの小池さんの夏の麺は「すだち冷や冷や」でとにかく自家製麺の喉越しが素晴らしい、昆布水に浸かる麺に藻塩をちょっと振って啜ると麦の香りがしっかり伝わってきて、それをちょっとビターなつけ汁にサッと浸けてスルスルと啜ると清涼感が口中に広がります。そして後半はすだちを箸でギュッと絞れば酸味がUPして最後までダレないで完食

という訳でこの夏食べた美味しい夏麺をまとめて一気にご紹介しました。どのお店も個性的で美味しい一杯でしたので来夏は是非みなさんも食べ歩いてみて下さい。

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