「紅麹」と「紅麹色素」は違う、って???
最近、小林製薬の「紅麴事件」関係で
紅麹色素は、紅麹とは違うから安心!
みたいな記事を見ました。(紅麹 紅麹色素 で検索すると、たくさん出てきますよ~)
で。
ココでは「紅麹」と「紅麹色素」の違いをご紹介します。この記事を読んで「紅麹色素は、紅麹とは違うから安心!」という記事が本当か……自分で突っ込んで考えてくださいね😊
紅麹はカビの一種
まず、紅麹はカビの一種です⬇️
このニュースにもある通り
昔から、食品に使われています。
紅麹色素は、その「色」の部分
紅麹色素は、そこから「色」の部分を取り出したモノ⬇️
主成分が「アンカフラビン類及びモナスコルブリン類」となっていますよ。
つまり紅麹色素は、「紅麹色素」という化学物質ではなく、色んな化学物質が混じった「混合物」という事です。
それ、本当に安全ですか?
ですから……たとえば、もし「レモンから精製したクエン酸」があったら。
クエン酸は「クエン酸」という化学物質ですから、
純度が高ければ、異物は少ないので
「レモン」に残留している農薬は、ほぼ含まれていません。
けれども、レモンをしぼった「レモン汁」は……レモンから食物繊維を取り除いた「混合物」ですよね。
ですから、レモンに残留している農薬も、含まれている可能性大ですよ……正確に言うと「分析しなければ分からない」です。
それ、化学物質名ですか?
……という訳で、紅麹を原材料として、赤色の「化学物質」を食品グレードなみの高純度で取り出したのなら、その「紅麹色素」と表示されている「化学物質」には、今回問題になっている「未知の成分」や「プベルル酸」は含まれていないかもしれません。
けれども、ただ「紅麹」を潰しただけなら……分析して「他の成分は入っていない」って確認したんでしょうかね?
「紅麹」と「紅麹色素」は違う という記事。目にしたら、そんなことを考えながら読んでみてくださいね~
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