資本家から見た消費者、想像してみませんか?意外な自分を発見できます。
noteの記事が売れました!
この記事の中で、
というお話をしました。1つ目は、初心者を言葉巧みに誘導するしくみ。
詳しくは、こちらをご覧ください。
ここでは2つ目「どういうことに着目したら勉強になるのか」を詳しくご説明します。
プロブロガーが、なぜプロなのか。彼らにとって「稼ぐ」ということは、どういうことなのか。よく分かると思いますよ。
プロブロガーは個人資本家である
まず、プロブロガーは「個人資本家」です。商売でブログを書いています。これを忘れてはいけません。YouTubeも一緒。お客様のために作っています。
いろんな方のブログを読むと、最初は備忘録だったり、趣味だったり……多様な使い方をされています。ただ、「本業より優先順位を上げるかな」と本気で考えた時に、ギアチェンジされるみたいです。
多分、何の準備もなく、いきなり「ブログ一本で稼ごう!」とは誰も考えていないと思います。
ブロガーが必ず設定する「ペルソナ」
ギアチェンジする際、真剣に設定するのが「ペルソナ」。客層です。たとえば、私のブログに来てくださる方のペルソナ設定はこんな感じ。
ココがぶれると、どっちつかずのブログになって、魅力が分散してしまうのです。だから、本気のブロガーは、かなり具体的にペルソナを設定します。
ただ、私のペルソナでは、ブログで稼ぐことはできません。なぜかというと、そこそこお金があって、自分の考えをしっかり持っている方は、財布のひもが硬いからです。
自分を資本家から見ると……
つまり、プロブロガーとして生活するためには、「稼げるペルソナ設定」をして、そこに自分を合わせないといけないのです。
見方を変えますね。これを逆にすると、こうなります。
「悪徳企業のペルソナ」に私が当てはまっていれば、私は搾取されます。そして、当てはまっていなければ、搾取されずに済むのです。
この意識を持つことは、搾取されないためには大変重要です。コロナ騒動、振り込め詐欺も一緒。逆の立場から、自分の行動がカモ的じゃないか、確認するのは大切な自己防御術です。
私はなぜ、こういう考えを持っているのでしょう。それは、「ペルソナ」を実感する出会いがあったからです。
そのうち2つを、ココでご紹介します。
個人資本家が使い分ける「天職」「適職」
江原啓之さんの場合
1人目は、「スピリチュアルカウンセラー」であちこちに引っ張りだこだった江原啓之さん。
彼の本を読むと、「天職」「適職」を分けろ!と強調しています。
これは、
生きるためのお金を得る仕事
人として心を養うための仕事
を分けて考えなさい、ということです。技は売っても心は売るな、という感じでしょうかね。江原さんは実際、自分の能力を使って、霊界の存在を広めた後、今は表舞台にあまり出てきません。
江原さんにとって、テレビで活躍するのは「霊界の存在を知ってもらうため」。あんなに露出したのは「活動費のため」。人として心を養うための仕事は、別のところにあったのです。
ほぼテレビに出なくなった現在、江原さんは「学舎」というモノを作っています。
多分、これが人として心を養うための仕事なのでしょう。
イケハヤさんの場合
ブログ、YouTube、Instagram、その他にも、数えきれないほどの出版物を発売しているイケハヤさん。
noteから実質撤退したのは、「手数料が高いから」「個人情報を教えてもらえないから」。自分の顧客だから、新しいことを始めたら情報発信したいけど、noteではそれができないのですよ。
さらに、Twitterだとペルソナ以外の人にもヒットして、後々ややこしいことになるそうで。
YouTubeでは「ペルソナ」と「自分が本当にしたい事」があまりにかけ離れすぎて、魂を売っているみたいで辛そうです。
つまり、お金を得るために自分を変えすぎると、人としての在り方に影響が出てしまうのです。
そこで、イケハヤさんは「イケハヤメルマガ」や「有料サロン」を運営。消費者をふるいにかけ、自分が伸び伸びと働ける環境を作っています。
多分、ここに「本当にしたい事」が入っているのだと思います。
私はペルソナに当てはまる?
私は、興味を持った事は、納得するまで調べます。江原さんの学舎も、イケハヤさんの無料メール講座も、実際やってみました。
資本家がしたいことに乗って一緒にやってみる、というのは「資本家側になる」のと近い感覚。お客様ではあるのですが、生徒みたいな感じです。資本家が本当にしたいことが、より具体的に分かります。どんな人なのだろう……興味津々で参加しました。
江原さんの学舎生は……
江原さんの「学舎生」は、1年でやめました。その理由は「江原さんが本当にしたい事と、私の目指すところが、かなり違った」、つまり「江原さんのペルソナに、私が当てはまらなかった」からです。
学舎生になるには、有料動画を拝聴して、感想文みたいなものを提出。それが認められれば、晴れて学舎生になれます(当時)。
年間授業料2万円、さらに毎月電子図書を購入する必要があるので、結構お金がかかりました。
そして、当時表参道にあった建物で、江原さんの講義を直接聞くことも出来るのですが、それも有料。
けれども、一番合わなかったのが、電子図書の感想文を提出する「しくみ」。長年登録して、たくさん発表している順にランク付けされていたのです。
ゴールド、シルバー、ブロンズ……最初は初心者です。
こんな心の声を打ち消すことが出来ませんでした。
また、必修科目の動画の中でも、色々と矛盾があって。スイカの切り方が違う、と会場にいる学舎生をいじったりするんですよね。江原さんに、いじめている気はないのかもしれないけれど、動画を視聴している私には不愉快でした。
「本当にこんな人だったの?」と思って、講演会にも行きました。その結果、私の興味は昇天したのです。
イケハヤメルマガは……
この無料メルマガは、イケハヤさんがある程度本音を言いたくて作ったみたいです。なので、無料ですが、購読者をふるい落とす仕掛けが随所にあります。
このしくみは、全く問題ないです。
ただ、私たち購読者は、
なぜこういう仕掛けがあるのか
落ちた人たちは、どんな人たちか
残った私たちは、どんなペルソナに当てはまるのか
こういうことを、客観的かつ冷静に考えるべきだと思います。そして、自分のペルソナと、見比べる必要があると思いますよ。
たとえばイケハヤさんのYouTubeをいくつか拝聴して感じたのは、「何も考えなくても、イケハヤさんのようになれると勘違いできる」ということ。非常に前向きな動画です。
ペルソナは多分、こういう人たちでは?
で、私のペルソナと見比べると、まったく一致しないのです。だから、イケハヤさんの考えから学ぶことは多いのですが、真似は時間の無駄と判断しました。
ただ、メルマガを読むと、そこら辺の考え方が説明されています。だから、イケハヤメルマガは、私には読む価値があります。
立ち位置がはっきりわかった
江原さんの学舎生、イケハヤさんの無料メルマガは、自分を客観視する良い機会になりました。
お二人のおかげで、捉えどころのない自分のペルソナがはっきりして、進むべき道が開けました。そこでは収益が見込めませんが、心を養うためには必要な道だと思っています。
プロはここまでするから「プロ」
イケハヤさんは、自分を「稼げるペルソナ」に完全に合わせ、彼らが気持ちよくお金を払える仕掛けを完全に用意しているので、あそこまで稼ぐことができるのです。
そこに「自分のやりたい事」は一切含まれていません。相手に合わせてナンボです。
そして「自分のやりたい事」は、吐き出せるところを別に作る労力も惜しみません。
そして、この両者を完全に分けています。これは本当に難しいし、大変なことです。
彼らは、消費者に悟られず、もうけのしくみを組み込んで、さらに自分を維持できるから「プロ」なのです。
引っかかったら「授業料」
私は今まで、いろんなことに挑戦してきました。痛い目にも遭いましたが、結局は「授業料」だと思って割り切っています。
いつまでも失ったものを追いかけても、絶対戻ってこないのですから。時間、体力、精神力の無駄です。「もう二度と引っかからないぞ」「この体験を次に生かそう」と決心したら、重すぎる感情は捨ててしまいます。
下を見ても地面しか見えませんが、前を向いたら、生きる道が広がっていますよ。
ここからが勝負
前を向いて、どの道を選ぶか、これが大切だと思うのです。命がある限り失敗も成功もします。ただ、どちらも心の糧。前向きパワーに変えればよいだけです。
楽して稼いでいる人はいません。華やかなブロガーさんも、見えないところで必死の努力をしています。
動画を見たり、ブログを読むとき、その裏を知る努力をすると、自分の進む道が見えるかもしれませんよ。気が付いたときに、ちょっと視点を変えて見ることをおすすめします。
世界から見た、日本人のペルソナ
そして、これは命にかかわることです。たぶん、世界から見た、日本人のペルソナは
自分の意見を持たない
無料に弱い
です。
コロナ禍、これに引っかからないように注意しましょう。
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