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人との距離感って大事だなぁ…とつくづく思います。



コロナ禍での約1年

オンラインミーティングが一気に普及しました。


僕は、ZOOMによるセミナーや会議におそらくこの1年で100回以上は出席したと思います。


ま、一長一短あり、新時代のコミュニケーションであることは間違いないでしょう。


で、毎回オンラインセミナー等に出席するたびに気になっていることがあります。


僕と同じような一般参加者の中で、けっこうグイグイ存在感を示す人がいるんです。


例えば…

ミュートしていない人


バックの音が駄々洩れなんです。

「ヒロシ!早よ風呂入り~!」とか聞こえてくるんです。

講師がしゃべってる最中に…


で、司会の方や講師が「ミュートにしてください」って伝えているんですが、自分に言われていると気づいてなくて、すましている人

やがて業を煮やして、主催者の事務局の人が強制ミュートされてるわけですが、それでも気づいていない…


これ、リアルだと、「そこ!おしゃべりしている人、静かにしてください!」なんて指摘されて、みんなの注目を浴びて恥をかく…

なんてことになるんですが、オンラインだとそういう空気感が察知できないので、こんなことが起きるんですね。


なんかモヤモヤします(笑)



それから、ZOOMのチャット欄で、「音が出てません!さっきまで聞こえてたんですが聞こえなくなりました。映像は出てます!」

なんて全員に向けて送信している人がいます。


それは、お前のPCの設定の問題やろ!


全員が聞こえていないのなら、主催者側の設定に問題があるかもしれませんが、それなら画面を見てれば、みんなの表情から察しがつきます。

もちろん、本人は自分の問題ではなく、主催者側の問題だと思って指摘してるのかもしれませんが、多くの人は的外れな指摘であることは分かっていて、会の進行に迷惑をかけています。


ZOOMって割と個人の行動が目立つんです。




あと、ブレイクアウトルームというのがありますよね。

いわゆるグループディスカッションです。


顔見知りの人たちのミーティングならばいいですが、僕が参加するセミナーはほとんどが全国の見知らぬ人ばかりの会です。

ここで即興的に振り分けられたグループで、無茶ぶりワークが始まるわけですが、これ、全員が消極的な人ばかりだと、地獄です。


誰もしゃべりださない…


何?この時間…



これ、リアルだと他のグループはどんな感じなんだろう?って雰囲気を伺ったりすることで、触発されて話し出したりするんですが、閉鎖空間での無言はホント地獄です。

で、必死に音頭とって、意見を求めるように振るんですが、平気で黙秘する人がいたり、ミュートのままにしてる人がいたり…

協力してくれよ~😢




いかがですか?

オンラインミーティングって、全世界の人が場所を選ばず身近につながることができて、とても画期的なテクノロジーですが、同時にすごく「自己中心的な人」と「周りを気にする人」とで差が顕著に出るツールな気がしています。



そう、今日は自己中の話をしたいんです。


自己中心的な人って、自分以外の人の頭の中を想像できないんです。

自分の判断や考えなどが絶対的に正しいと無意識に無条件で思い込んでいます。

そこを疑うことはありません。


「自分が好きなのだから相手も好き(好きじゃないのはおかしい)」

「自分が常識と思っているのだから、常識に違いない」


とナチュラルに思っています。



こうした人は「当たり前やん」「普通は…」「一般的(常識)には…」というような言葉が口癖の人が多いです。


例えば、ある人と食事に行った時に、その人から勝手に嫌いな調味料をかけられたことがありました。

「ちょっとやめて。僕それ、嫌いやねん!」

と抗議したんです。すると、

「いやいや、こっちの方が絶対美味しいから」

って言うんです。

自分は嫌いだからいらないと何度いっても、その人は引かないんです。

「お前は間違っている。こっちの方が美味しいんや!」と。

自分が「これが一番うまい」と感じているのだから、それ以外の感じ方があるわけがないと思い込んでいるんですよね。


要は、距離感なんです。

「ヤマアラシ」ってご存知ですか?

寒い寒い冬にヤマアラシは、寒いからお互いがくっつきたがるんです。

ですが、ヤマアラシには全身にトゲトゲがありますから、近すぎるとお互いの針が刺さって痛いんです。

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なので、色々試した結果、ちょうど良い距離に落ち着くんです。


お互いが傷つかない距離感。



相手が痛がっているのに気づかず、グイグイその距離を縮めていると、はじめは鈍感なので気づいていませんでしたが、実は自分にも針が刺さっているんですよ。

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