他人の人生や人間関係を壊して遊ぶヤバイ人間の話

ふたつ前の記事、「悪口密告してきたヤバい奴に人間関係崩壊させられたこと、私もある」の続きみたいな感じです。

X(サイコパス)の特徴及び言動。
標的をYとする。

①病みがちな人に近付く。これをYとする。このYは自己肯定感が低く依存体質である。特に一人になっている時に聖母のような顔をして近付けば簡単に心を開く。Yは常に承認と安心に餓えているため、少し心理学でも齧っていれば即落ちである。YがXにとって利用価値があればあるほど良い。
Yはほとんどの場合、自責的であり何か不安を抱えている。それを解消するかのように動く。

②①からの流れで「あなたは悪くない」をしきりに繰り返す。洗脳の基本パターンはこれ。とにかく「周囲が悪い、環境が悪い」ということにしようとする。悪質なのは、それがまったくの出鱈目ではないということ。
考えてみれば少しは掠る。「言われてみればまあ……」という考えにはなる。けれどこれは、誰でも多かれ少なかれあると思う。そこをXは利用する。
Xのそれはかなり顕著だった。例えば「高校時代の友人と仲直りした」という話だけでも、「あなたが凄い人になったからすり寄ってきたんだよ」と解釈を歪曲させようとする。お前が私の友人の何を知っているのか……
とにかく「あなたには私しかいない」という状態に落とし込むのだ。

③場に自分の味方を同席させる。こちらが一対一の約束だと思って行ったら、特に何の許可もなくもう一人いるパターンが多かった。また、通話も無断でスピーカー状態にされており、その協力者に会話をすべて聞かれていた。ナチュラルに一対二が作られている。
普通「この人呼んでいい?」とか聞かん??

④家に呼ぶ。ホームに招くのは洗脳の手段らしい。ここに③で出てきた協力者がいることが多い。Xの術中にハマっていた女性がこれだった。
ちなみに私は「実家を出て近くに引っ越してきて!」と割としきりに言われたよ。怖いねぇ。ズボラすぎて何もしてなかったのがまさか良い方に作用するとは。

この時点で私はちょっとXを避けたくなってきていた。
どうにも無視しきれない違和感があった。
それを感じ取ったのか知らんが、次の段階に進ませられる。

④悪口を吹聴。詳細は「悪口密告するヤバい奴にタゲられて~」の記事で。周囲がYの悪口を言っている、Yはみんなに嫌われている、でも私は反論したよ戦ったよと言う。
この場合、本来ならYは、最悪でも言っていた人との関係を切るだけで終わる。だがXはそれでは物足りず、Yにアグレッシブな解決法を提示する。
「何もしなかったらあなたはもっと悪い立場に置かれるから、そいつら追放しよう!」「何が何でも徹底的に潰そう!」みたいな。
そう、こちらを加害者にするのだ。「悪口を言われた」という被害者から、加害者に。
Xは非常に好戦的で、本来しなくてもいい戦いを仕掛けようとする異常性があった。戦うのはいいがひとりでやってくれ。
(多分Eとも同じようなやり取りがあったと推定される。
「ナナを追放しよう」「潰そう」「じゃないともっと酷い目に遭うよ」と。X、マジで頭おかしいな……)

⑤最終段階。YがXの言う通りに自分から周囲の人間を跳ねつけ、縁を切ればXの勝ち。あとは何もしなくても取り込める。Yは悪い人間に囚われ孤独になったのに、寧ろ「悪い環境から連れ出してくれたX」に感謝し崇拝する。
ここまでいけば自分のものだから、自分を褒め讃えるアゲ要員にしてもいいし、他の人を取り込む協力者にしてもいい。とにかく利用される。

私はこの直前でギリッギリで離れた。
ただ問題なのは、離れたのが④と⑤の中間くらいだったことだ。一部の人間は自分からはねのけてしまった。これは今も後悔している。
私がそれをした時点で、Xは洗脳の成功を確信しただろう。
実際確信しているようではあった。まさかその直後カットアウトされるとは思ってもいなかったのだろう、苦しい嘘をついて引き留めようとしていた。

さて、私がカットアウトできたのは何故か。
それは、Xは知らないがXについて相談に乗ってくれていた人がいたからだ。これをZとする。
Xに違和感を感じ始めた辺りで、私はZに相談に乗ってもらっていた。
どんどん様子がおかしくなっていくナナ。そしてとうとう加害をしてしまいそうなナナ。本当に取返しのつかない事態になる前に、その様子を見ていたZが引き止めてくれたのである。
Xと話をしている傍ら、Zにそれを相談するのはあまり誠実じゃないかなとは思っていたけど、それが良い方に作用してくれた。よかった。私GJ
EはまだXと仲良しみたいです。かわいそう。

結局、一部の人と仲違いはしてしまったが、Xが私を手に入れることはできなくなった。その後サークルを追放するとかいう狂人ムーブされたけど、それも、多分「本当に」孤立させてこちらに来るよう仕向けたんじゃないかな。
だってこのタイミングで食事誘われたし。
来ると思ってたんか??
そりゃ確かに、実際に三行半を叩きつけたのはサークルリーダーのEだから、シラ突き通すことはできるけどさ。
流石に舐めすぎじゃない??? こっちを。

でも、本当に一人だったら行ってたでしょうね。
私は一人じゃなかったから行かなかったけど。

憶測だけど、Xにとってはこれが「最終手段」だったのだろうと思う。
裏から手を回して追放という手段はかなり攻撃的で、私からの恨みを買いかねない、というか間違いなく買うし、実際買ってる。
Xのような人間は下手に恨みを買うことを徹底的に嫌うから、本当に最後の砦だったのだろう。
孤独になり、溺れる者がわらを掴むようにXの元に行くY。それを許し暖かく受け入れてあげるX――こんな筋書きだったんじゃないだろうか。
それを私ははねのけた。Xの最終手段は失敗し、ただ私から恨みを買っただけとなった。痛手ではあっただろう。

それが悔しかったのか知らないが、Xは現在「自分はナナに酷い目に遭わされた」「ナナは変な人」と周囲に吹聴している模様。
自分の思い通りにならなかった人=変な人にするのやめたほうがいいよ。
それほど、これまでずーっと思い通りにいってたんだろうけど。
欲しいものは全部手に入れてきたって言ってたもんね。その欲しい「もの」の中に、多分あの女性とか私も入ってたんだろうね。あれだけ尽力したのに、私を手に入れられなくて悔しかったね。

というか追放されてる時点で、客観的に見ても酷い目に遭ってんのはこっちじゃないか? 「自分がひどい目に遭った」と解釈できるの凄いな、逆に。


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