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カナダのトロント市で日本語教師をしている田中恵美子と申します。3月14日から自宅待機をしています。カナダでどんな生活をしているか自分への備忘録として、振り返りながら日記を書きたいと思います。

4月5日自宅待機23日目:感染者15512名(1600名増)死者280名(49名増)

午前:10時~12時まで日本語と英語を練習する「ラングエッジエクスチェンジミーティング」を開催。
このミーティングは私が自分の国際よさこいチームに寄付する目的でスタートして、気付けば3年目。
普段は近所のカフェで開催しているのをオンラインにして数週間が経ち、徐々に参加者が増えて来ました。

今までのカフェでの開催の様子。
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オンラインに切り替えてからはこんな感じです。
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ZOOMを使って、人数が多いときはグループ分けしてできるだけ一人一人が話せる時間を作れるように運営しています。

他のmeet upとの差別化を図るために、
・プロの日本語教師による教材をレベル毎に用意
・英語教師経験者または英語話者による教材を用意
・会話、文法、読解、発音など多岐にわたって学べるようにし、グループ分けをして少人数で話ができるようにする。
・やる気がある方、真面目に学びたい方が集まる様に朝開催する。

以上のことを心がけて運営を行っています。

教材を作り、上記のことを注意しながら運営している分、運営費として参加費10ドルいただいています。
meet upは他にも沢山ありますが、参加費を払ってでも続けて来たいと思って貰えるようなグループ作りを心掛けているからか、沢山の素晴らしい方々に恵まれて、参加者同士もとても仲がいいのが私たちのグループの特徴です。
私自身、この会を始めるようになってから新たな出会いが多々あり、毎週日曜日、皆に会うのが楽しみになっています。

今まではカフェで行っていた会がオンラインに移行し、どうなるかが心配でしたが、オンラインにすることでの利点も生まれました。
一番の利点は日本に帰ってもう会に参加できなくなった参加者の方がオンライン化したことで参加できるようになった、ことです。
帰国するときに「もうしばらく会えないね。」と送別会を開いたメンバーと毎週会えるようになったことがオンライン化した一番嬉しいことでした。
今日も2時間たっぷり英語と日本語を練習して、「また来週会おうね!」と言いながら会を終えました。

午後:今日は初オンラインよさこい練習会!
これはずっと国際チームでやってみたいかったことなのですが、とりあえずカナダチームと日本からの踊り子数名で試してみることに。
約18名がカナダ(5都市)・東京・高知・愛知から参加してくれました。
踊り子の顔を見れるのは3週間ぶりだったので本当に嬉しかったです。
1時間かけて6曲を踊ってから、ミーティングを行って皆の生活の様子などを聞きました。皆、元気そうだけれど、一時解雇になってしまったり、旅行の予定がなくなったり、日本へのフライトがキャンセルになったり、帰国のタイミングが掴めなかったり、、、それぞれ問題を抱えていて、改めてこのウィルスが人々に及ぼす影響を感じずにはいられませんでした。
よさこいを皆と踊ったのは3週間ぶりでしたが、本当に!楽しかった。
皆も楽しい!と言ってくれたのが嬉しかったです。
やっぱりよさこいは皆で踊るのが楽しい。こういう時だからこそ、よさこいの素晴らしさを感じました。
これは絶対に続けて行きたい。今だからこそ皆で踊ることが大事なんだ、と思った一日でした。
そして、しっかり踊ったので久々にぐっすり寝られました。

さて、明日は大きな発表を控えています。
一歩ずつ、前へ。

写真はオンラインよさこい練習会のときの。
背景とハワイにしたり宇宙にしたりする人が現れて、久々に心から笑いました。



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