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#10 僕はエアームドが好きです。

 小さい頃に読んでた漫画って、たまに無性に読みたくなりますよね?
 今、私の中でのぶっちぎり1位こそ、何を隠そう

「ポケスペ」

です。

 

「ポケットモンスターSPECIAL」
通称「ポケスペ」。

 小学館の学年別学習雑誌などに掲載されていた、大人気ゲームシリーズ「ポケモン」を漫画化した作品です。

 ざっくり言うと、ポケモンシリーズの初代「赤・緑」からトレーナーを主人公としてストーリーが進んでいくのですが、最初期の

「赤・緑・青・イエロー」

「金・銀・クリスタル」編がばつぐんに面白いです。

 これ、なんで面白いのかって考えたのですが、この頃のポケモンって作中の流れは一つだったんですよ。

 ストーリーは基本的に、育成しながらチャンピオンを目指すという一本軸があるんですが、第3世代の「ルビー・サファイア」からは、伝説のポケモンの影響で天変地異が起きたり、それらを狙う悪の組織との対峙など、第二第三の軸が豊富になっていきます。
 このストーリーの濃厚さこそ、ポケモンが人気シリーズになった要因とも言えます。
 しかし、第2世代まではそういったサブストーリーが薄かったからこそ、シナリオ担当の日下秀憲先生の考えた、新鮮で面白いオリジナルストーリー(ロケット団幹部が実はジムリーダー、ヤナギのじいさんが大ラスボスなど)を楽しめる漫画作品になったと思います。


 子供ながらに興奮した展開が多かった事を覚えています。

 「金・銀」編では、氷タイプの使い手

じじぃヤナギが最強だったこと。

というかシリーズ通しても最強なのでは?

 だって使うのはほぼデリバードとウリムー。

 そんでホウオウ捕まえたり、凶暴ギャラドスを湖ごと凍らせたり。

 こいつに対抗できるトレーナーといったら初代四天王が一人、シバ様くらいじゃないでしょうか。

 あのイワークでワンパンですわw


 また「ルビー・サファイア」編の二大ヒロイン。サファイアたんとカガリ姉さん。
 まともに恋してるのはルビサファカップルくらいでしょう。

 
 サファイアはもののけ姫のサンみたいな野生児として登場したのですが、最終盤での

「・・・一緒に・・・、ミシロヘ戻ろう?」

のギャンきゃわシーンはギャップ萌え最高でした。


 そしてカガリ姉さん。
 シリーズNo.1の美キャラ。ただ、ひたすら焼く。焼き払い、焼き尽くす。

カガリ姉さんのほのおのうずきゅうしょに当たり、てっぺきになって危うくブラストバーンしそうになったあの夏も、今となっては良い思い出です。


 名シーン、名言が数え切れないほどあるポケスペですが、やっぱり一番印象に残っているのは、

サカキのスピアー。

 ゲームではむしとりしょうねんしか使ってないスピアーですが、ことロケット団のボスでありトキワジムリーダーのサカキ様のスピアーに関してはバカかっこいい。

 かっこよすぎて、ファイアレッドをプレイした際にスピアーを使うものの、ダブルニードルのあまりの弱さに挫折した奴らも多いことだろう。
 
 恥ずかしがらなくていい。私もその類いだ。

 セキチクシティまで連れてって諦めた。


 語りたい名シーンはまだまだあるのですが、全部書くほどやる気が続かないので、買うなり借りるなりして読んでみてください。
 Twitterなどにおきにのシーンあげてるファンも多いので、検索かけてみても面白いかと思います。

 
 あと、これは見逃すことの出来ない問題なんですけど


ファイヤーを「にらみつける」いじりする輩は許しません。

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