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#Day021 日々の生きづらさ〜"みんな"が持ってる免許証コンプレックス〜

ものすごいコンプレックスがあるんですけど、今回はそのことについてお話させてください。

何のコンプレックスかというと…。
25歳、社会人4年目にして、自動車の免許証を持っていないんです。

ここまでは、まだそれなりに分かってくれる人も多いかと思うのですが、問題はここから。

途中で教習所をバックれてるんです!!!

ごめんなさい、諭吉30人。
ごめんなさい、その諭吉をかき集めてくれた両親。

僕は、プロフィールやnoteで書いている通り「双極性障害」という病気を抱えて、毎日不安定ながら生きているのですが、そこそこ元気で時間もあった大学4年生の時に「せっかくだし、みんな持っているものだから、今のうちに免許取っちゃおう!」と息巻いて教習所に通い始めました。

これが地獄の始まりでした。

まず、座学。
これが全く頭に入ってこなくてかなり焦りました。

自分で言うのもなんですが、勉強はそこそこできる方だったので「とりあえず座学の方はサクッと済ませちゃおう!」なんて思っていたのですが、ダメでした。

授業の回数を重ねれば重なるほど分からなくなりますし、一度分からなくなると、巻き戻って復習しようという気さえ起きませんでした。だって、何度読んでも意味が分からなかったから。

そして座学をゆうに超えて、もはやトラウマになったのが実技。つまり、運転でした。

まず「アクセルを踏む」という行為自体が怖くて、毎回勇気を振り絞っていました。
狭い狭い教習所内を10〜20kmくらいでチンタラと運転していると、「もっと強く踏んで!」と叱られる始末…。

その指示通りに強めにアクセルを踏んで、30kmくらいになると、もう頭が真っ白でパニックになり、ブレーキを踏むのが間に合わず、教官のブレーキで車を止めてもらうこともありました。

他にもカーブや、信号待ちの練習、狭いS字路の走行などを教習所で行いましたが、どれも上手くいきませんでした。

スマホに入れているGoogleカレンダーを見て、段々と教習所の日が近くなってくると、胃がキリキリしてきたり、気分が憂鬱になったりするようになりました。

後から知ったのですが、僕の抱える「双極性障害」はその症状や飲んでいる薬の関係から、車の運転は推奨されていないようです。

なので、僕はモロにその「不適合者」だったわけです。

結果、仮免許を取得することもできず、逃げ出すように、教習所に通うことを辞めてしまいました。

両親には、体調に影響していることも伝え、謝りました。
30万円をドブに捨てることになるのに、優しく受け止めてくれたことに感謝しています。

今でもたまに「情けないなぁ…」と思ってしまうのですが、「世の中には電車もバスも自転車もある!幸いなことに脚も健康だ!」と言い聞かせて生きています。

せめて優秀な助手席担当にでもなりたいです。

それでは、今回はこの辺で。

自分の生み出したもので生きていきたい。幼い頃からそう想って今も生きています。これからも創ることが喜びでいられるように、いただいたお金を使おうと思います。