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#Day012 日々の生きづらさ〜やっぱり成功するのは精神論者?〜

先日、社員総会がありました。
全社員を集結させての大規模なイベントだったのですが、僕は体調のことも考えて、オンライン参加にしました。

その会では、社長を始め、さまざまな役職の方や、表彰された社員などのエピソードが語られていました。
それを聞きながら僕は思いました。

「あれ、精神論が通じないと社会人として成功できない?」と。

なぜなら、語られる話の影には必ず「努力」という皮を被った「精神論」的なものが潜んでいると感じたからです。

もっと言うと「残業」や「自己犠牲」という考え方が根底にあるように感じました。

もちろん、本人が楽しく「努力」しているなら何も問題はないと思いますが、「もしかして自分って全然成長できないんじゃない?」「評価されることなんてないんじゃない?」と少し落ち込みました。

かといってそんな大々的に表彰されたいとか、大成したい!といった気持ちもないのですが、世の中のサクセスストーリーって「精神論」一択なのかなぁと思ったわけです。

健康的で、毎日残業せず、職場の人間関係にも特に悩まず、それなりに自分の能力を発揮できる…というようなささやかなサクセスストーリーがあっても良くないですか?

いや、インパクトに欠けますね…。
うーん、難しい。

でも、ビジネス書なんかを読んでいても同じように感じることが多いです。
例えば「新人時代に寝食忘れて猛烈に働き、上司に面倒を見てもらった経験が活きている」とか。

そんな「根性論」を“書籍”という形で「一般化」しないで欲しいです。(個人的には)

それなら、誰もがそこまで死ぬほどの苦労をしなくても良いようなノウハウを教えてくれた方がマシだし、ためになると思います。

「俺はこれだけの苦労をしたぜ!だからお前たちも同じくらい苦労して輝くんだな!」と言われている感覚…。

考えすぎなのは自分でも分かっているんですけど、共感してくれる方、いませんかね…。
メンタル疾患もあって認知は歪んでる気がしますが…。

とにかく“普通”に働いたり生きたりするのが難しい僕にとっては、“普通”の人たちが輝き過ぎて見えるのだと思います。

「普通コンプレックス」とでも言えば良いのでしょうか。

自分がマイノリティの問題に関心んが強いのも、この「普通コンプレックス」から来ていると思います。
そして、自分もマイノリティ側の人間だと思うので、少しでも声を発信できたらな、と思ってnoteなどで言語化しています。

今回テーマにしたことは少し歪んでいる捉え方かもしれませんが、そういう捉え方、受け止め方もあるということだけ言葉にして残しておきました。

それでは、今回はこの辺で。

自分の生み出したもので生きていきたい。幼い頃からそう想って今も生きています。これからも創ることが喜びでいられるように、いただいたお金を使おうと思います。