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#Day062 日々の生きづらさ〜承認欲求に振り回されないThreads〜

最近、ものすごい勢いで話題になっているSNSが「Threads」だ。

Instagramのアカウントと紐付けられているので、基本的にそこで繋がっている人とThreads上でも友達として繋がることができる。

このThreadsが、個人的には居心地が良くて、気持ちの良いSNSだと思っている。

Twitterでいうタイムラインには、あまり時系列に関係なくランダムに友人の投稿が流れてくるし、全く知らない人の投稿も紛れて表示されるので、新しい発見があるのが面白い。

その中で、何が一番良いなと思ったのは、「他人がどれだけいいねやRTを貰っているかが分からない」というところだ。

ここは重要なポイントだと思っていて、「あの人の方がいいねされている…!」とか「あの人の方がRTされている…!」といったような感情を抱かなくて済むのは精神的にもかなり優しい設計だと思う。

少なくとも僕はそういうことを気にしてしまうので、ありがたかった。

フォロワー数は見えてしまうので、どの人がどれだけ人気があるのかは分かるのだが、ひとつひとつの投稿に対する反応が不透明なだけで大分見え方が違う。

また、Instagramと紐づいていることもあるのか、今のところは悪質なアカウントはほとんど見かけることがなく(一部ではいるようだが)比較的平和なタイムラインを眺めることができると思う。

一方、TwitterはいいねやRTの数も見れるし、フォローしている人、フォローされている人も全て丸見えで、さらにアカウントを開設するのもかなり簡単だ。

なので、かなり偏った発言をする人や過激だったり攻撃的な人が乱立している印象を受ける。

実際、それに疲れてしまったので、僕は仲のいい人だけをフォローした鍵付きのアカウントを作って逃げている。

それでも「おすすめ」にはよく分からないアカウントが回ってくるし、メインのアカウントでは膨大ないいねやRTを貰っているアカウントを常日頃、目にするので、自己肯定感が下がる。

「あ〜あの人は何んであんなに人気なんだろう」とか、単純な嫉妬心や憧れなど。

それを踏まえると、Threadsの現時点での仕様はかなり健康的だし、SNSとの向き合い方を変えてくれる。

時系列に沿っていないので、そこまで躍起になって投稿しなくても自由につぶやけるし、デジタルデトックスにも繋がると思う。

ぜひ、今の仕様のまま独自の健康的なSNSとしてサービスが継続していって欲しい。(すでに「Threads攻略法」みたいな、何とも言えないアカウントも見かけたけれど)

せめて付け足すならハッシュタグでの検索くらいが良いかなとも思うけれど、今のようにタイムラインに偶然流れてきたものに触れるという「発見」が面白いなと思うので、ごちゃごちゃと機能をてんこ盛りにはして欲しくはない。

新しいSNSは廃れがちなので、今度こそは定着してくれるとSNSの勢力図が変わって面白いなと期待しています。

それでは、今回はこの辺で。

自分の生み出したもので生きていきたい。幼い頃からそう想って今も生きています。これからも創ることが喜びでいられるように、いただいたお金を使おうと思います。