見出し画像

20240521-0526



五月二十一日(火)
 夢。母と、Aと、りんごのパイ。
 半袖を着る。お茶も昨晩から水出しにした。もう、夏のよう。
 掃除をし、パンをこねる。あたたかいからか、発酵がよくすすむ。一次発酵に二時間かからない。二次発酵は四十五分。今日は生地を平たく伸ばしてきび砂糖とシナモンを振り、くるくると巻いて切り分け、シナモンロールにする。食事パンは好みのものが焼けるようになったけれど、菓子パンは全然駄目だ、と思う。次はカルダモンを生地に混ぜてみよう。
 たまごやきを焼きトマトを切り、なすを切り豚肉と炒める。

五月二十二日(水)
 労働、ドラッグストアへ寄りこまごまと買いもの。新しいめがねが届く。今のめがねは金の細い縁のものなので、茶色のやや太めの縁にしてみた。
 たまごやきを焼き、きのこを炒めてマリネにする。トマトを切りたまごを茹でる。
 からだが疲れている。

五月二十三日(木)
 労働、買いもの、疲労。レタスを洗い、まいたけをほぐす。鯖を焼く。

五月二十四日(金)
 労働、疲労。なんだろう、この疲れ。暑さにからだが慣れていないからだろうか。
 絹さやを茹で、トマトを切る。豚肉とちんげん菜を炒める。

五月二十五日(土)
 プリンと、はちみつミルクのシャーベットのようなものを仕込み、ドラッグストアとスーパーへ。きゅうりを切り塩もみし、梅とお酢と砂糖で和える。レタスを洗い、人参を切りひじきを煮る。お昼はいただきものの伊勢うどん。むちりもちりとした麺、とても美味しい。おやつは朝仕込んだプリン。
 腹痛。

五月二十六日(日)
 シナモンとカルダモンを混ぜたバナナブレッドを焼く。焼いている間にトマトを切り、鶏そぼろをつくる。豆腐とねぎの味噌汁をつくる。
 はちみつミルクシャーベット、ただ甘い牛乳を凍らせただけで、つまり溶ければただの甘い牛乳なのだけれど、とても美味しい。一瞬しゃくっとして、すーっと溶ける。ひんやりとして食べやすい。
 窓を大きく開けて寝そべり、本棚を見上げる。江國香織と小川洋子ばかりを集めた段が二段ある。この二人のタイトルのつけ方が本当に好きで、ながめているだけで心が安らぐ。江國香織だと『雨はコーラがのめない』が特に好きだな、と思い、いやでも『落下する夕方』も好きだし『ウエハースの椅子』も『ちょうちんそで』も『やわらかなレタス』も好きだ、と思う。
 夫は体調が優れず、ラジオで野球中継をちいさなちいさな音で流しながら横になっている。
 買ったままなかなか読めずにいた『川のある街』を読み進める。缶に入ったクッキーにかぶせてあるみたいな遊び紙や、カバーを外した本体のうすピンクと、スピンのうす水色の組み合わせが、かわいい。江國さんのものがたりは、ところどころ、かすかに、でもとんでもなくかわいい、と思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?