見出し画像

本棚01 森山大道「写真よさようなら」



1972年に原本が写真評論社より刊行。森山氏が「写真を解体しようとしたら自分が解体されてしまった」と述べた作品集。フィルムのスタート位置までの空シャッター、事件現場の記事の複写なども含まれており、写真における被写体の存在性とその重要性の有無を改めて考えさせられる。

中平卓馬氏との対談や全カットの被写体の解説なども掲載。画像は2019年
月曜社刊行の大型本、2024年現在は同社から普及版としてミニサイズが出ている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?