子育ての難しさ。親の背景にあるもの。

ちょっと個性的な次男。
朝の準備はとっても時間がかかる。
それでも、少しずつ、『今、なにをしなければいけないか』を、着実にわかってきている。

もっと小さい頃は、子育てがあまりにも大変で、『子育て楽しい!』なんて思ったことなんか一度もない(笑)。

だから『子育てブログ』などを書いて発信している人はどんな神経してるのか、わからなかった。
 
卑屈になっていた私は、『家もあって、車もあって、なんならペットなんかもいて、旦那は高収入、イクメンなんかも謳って、タワマンに住み、それはそれはなに不自由ない生活で、育児も楽しめるわな。。』とか性格悪いの丸出しで思ってたりした(笑)

あの頃の私はマジでヤバかった。育児ストレスと、旦那のストレスで、やっぱり弱い子どもに当たってしまうんですよ。『あ。。私、もうアカン。この子の事、可愛がれない。殺してしまうかも』って本気で思ってた時があった。

その度に、落ち込んで、自分を追い込んでた。子どもの天使みたいな笑顔を見ては、『え、今私は、あんたを虐待しそうになってたのに、そんな笑顔を見せてくれるん?『ママ、大好き』って、言うてくれるん?いいの?』って、子どもに申し訳なくて涙でぐしゃぐしゃになってた。

最近、虐待のニュース、よくありますよね。
私は、虐待してしまった親の生い立ちを見てしまいます。 

テレビでそんなニュースを観ながら、『あぁ、このお母さん(お父さん)、めっちゃしんどかったんやな。お母さん(お父さん)自体、子どもの頃にかなり寂しい思いしてるな、、ほんまはめっっっちゃ、愛情欲しかってんやんな。。やのに愛情、もらわれへんかったんやな。。』
と。

報道は、その事実しか取り上げないけど、その背景にはとてつもなく根深い問題がある。

そんな苦しいお母さん(お父さん)達が、思いっきり泣いて、苦しみを全部吐き出して、寂しかった自分、たくさん褒めてほしかった自分、たくさん認めてほしかった自分を、お母さんお父さん本人自身がそれを認めて受け入れ、自身を愛することができますように。

こうして発信することしかできないけど、『ずっと、寂しい思いしてたんやな、ほんまはもっと、構ってほしかったんやんな、わかってほしかったんやんな』っていうことを、感じずにはいられない。 

ダメだと思っている自分も良いと思っている自分も、全て認めて自身を愛してあげると、今まで頑張っていた力が抜けて、涙が溢れてきます。


自分以外の誰かをを愛するたったひとつの方法は、自分自身を愛することです。