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俺のPTA観察日記 3

いよいよ、その時は来た。2018年度(4年、2年)の春、上の子で広報委員となったのである。

小学校にもPTAにも慣れてきたし、ここらでやっておいた方が楽かもしれないなんて思ってたら、楽そうな委員は希望者が多く、ジャンケンで負けてしまったので空いていた広報に滑り込んだと妻の談。

割り当てられたのは年2回発行の広報誌の活動。広報誌はA4サイズで6ページのカラー印刷、毎年同じような内容で「一応チラッと見るけどなくても困らないやつ」と俺は思ってたし、今でも思ってる。

困らない理由
1. 既に学校のホームページで学校からも似たような発信がある。
2. 誌面の都合でTwitter程度の文字数で、そこそこの数の行事のレポートが載っているものが、忘れた頃に来る。
3. 校長や会長の挨拶みたいなものを半年経過時点でもらっても…etc.

そんな広報誌のTwitterレベルのレポート作成活動はかんたん3ステップ。行事に参加、写真撮影してレポートを書く、委員長へ提出、たったこれだけ。

これだけのために丸一日を費やす。というか、行事に参加することの拘束時間が長い、もしくは昼前後の設定なので仕事を一日休まざるを得ない。しかも2回。

何度も言っちゃうが、俺はこれだけのために会社は休めない。夫婦揃ってフルタイムのご家庭も、シングルマザー・シングルファザーのご家庭もホント大変なんだろうなぁ。
普通なら保護者は参加できない行事に参加できる特権と思えば、一定数は喜ぶ人もいそうではあるけど。

当時は気にしていなかったけど、強制的に丸一日パートを休むというのは6,000~7,000円の収入を失うわけで、PTA会費を5,000円多く払うから免除してと主張する人が現れたりするのでは?

そんなわけで、俺にできるのはレポートの文章校正ぐらいしかなく、妻の手伝いという形で初めてのPTA活動をしたのであった。

そして、悲劇の始まりは既に忍び寄っていたのであった。


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