【40代】新規事業は、決済権がある理解者を巻き込んで、進めていこう。
40代は、新規事業の立ち上げや途中参画など、
何かしらのカタチで、関わったことがあるのではないだろうか。
新規事業は、
① 世の中にある事業で / その会社では初めて
② 世の中にも無い事業で / その会社でも初めて
とまぁ、前者が比較的多いかと思います。
(世の中にある事業を、その会社で初めて行う)
既存事業とのシナジーがあるので、新規事業を立ち上げたい。
外部から識者を採用し、既存事業とは別の柱を作りたい。
など、立ち上げ背景は様々かと思います。
経営チームは失敗したく無いのが本音だが、
立ち上げに挑む側は失敗も糧であると、
言えるように(言ってもらえるように)
すり合わせて、進めていこう。
① マイナス予算から作る
初年度から、華々しい売上を上げたいところだが、
そんな予算を作ってしまったら、大変になる事の方が多い…。
あくまでも、初年度は
人件費、採用費の他に、経費(会議費、通信費、その他経費)など
多めに予算を見積もっておこう。(もちろん行う事業によっては仕入れ原価も発生する訳なので注意していこう。)
とはいえ、初年度で利益が出るような、計画は立てて置きたいものである。
② 0→1を称賛する風土を
既存事業からどんな風に思われるかは置いといて、
新規事業の0→1の売上(利益)は、称賛をしていこう。
過剰にやりすぎると、やっかみにあうが、
適度に、喜びを表現し共有したいものである。
③モチベーションを下げない
新規事業を、よく思っていない人たちも、
多いものである。
新規事業を推進する人間に、茶々といれてくる
人も必ずといっているものである。
管掌役員は、こんな輩から事業部の社員を守っていこう。
計画はしっかり立てているので、目先の売上に対して
文句を言ってくる輩は、放って置こう。
と、一声かけていこう。
④ 人員投資は、惜しまない
新規事業の見立ては、とかく誤差が生じるものである。
ただし、人員投資は惜しまないでいこう
売上も利益も出ていないのに、人員投資は出来ないと
言う輩もいるが、そこは、惜しまず投資することを進言していこう。
※協力を得られないなら、工夫をしてと考えられる側面もあるが、
本当にどうにもならない事もあるし、一人で準備している場合など
孤独である。協力をするカルチャーは必ずあってほしい。
⑤撤退ポイントを決める。
新規事業を推進する目線で、ここまで書いてきたが、
撤退するポイントを最初にしっかりと決めることが大切である。
終わりを決めておくことで、
マイナス予算に対しての、言い訳ができるのではないだろうか?
あと少し、あと少し…と進めたことで、
いろいろなところに影響が出てからでは遅いものである。
❏ あとがき
しっかりとした準備は必要だが、事業を創出することには
称賛するカルチャーを持っておきたいものである。
会社が成熟すればするほど、その環境に甘んじてしまうものである。
また、新規事業を満場一致で、始められることもないので
足をひっぱる人たちも、少なからず出てくるものである。
事業の成功、人としての成長、イコールにならないかも
しれないが、新規事業には積極的に飛び込んでいこう。
(Fight!!)