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ドラムをたたくアリがかわいい『アントマン&ワスプ』

前作で登場が示唆されていたワスプが登場。実際は飛行能力があるのでスペックもアントマンよりあるように見えますし、アントマンより活躍していたような気がします。


博士の奥さんを救い出す

前作の回想シーンで登場した、原子世界に迷い込んでしまった博士の奥さんを救い出す物語。(もしその領域に行けたとして30年くらい前のことだけど生きてるのか?とかは考えない)

透過能力を持ってしまったヴィランのゴーストが、その治療のために量子化するパワーを奪いに来ます。

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アントマンことスコット・ラングは奥さん救出に協力するのがきっかけでヴィランとの戦いに巻き込まれます。1作目では”娘と会うため”という大義があったのが良かったですが今回は完全に巻き込まれる形に

見どころは…

残念ながら1作目ほど見どころはありませんでした。

1作目よりもぶっ飛んだ科学技術が登場してスケールアップするかと思いきや、小型化するアントマンvs透過能力のあるヴィランなのでアクションはこれといって派手ではありませんでした。マフィアとの三つ巴になりますが、マフィアも小物感がすごい。

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前作と変わったのはアントマンが巨大化できることですが、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で見せてしまっていたため新鮮味はなく、しかも今回は戦闘では使われませんでした。

1作目のクライマックスがエキサイティングだったことを思い出すと今回はかなり拍子抜けでした。

ジョークや軽快な感じは健在

監督がコメディ作品を多く手掛けているだけあって、今作もコメディ要素が強い。2作品見てみて、シリアスな物語の中にエッセンスとしてコメディ要素を入れるのではなくコメディの中で緩急をつけるのがすごく上手いと思いました。

スコットの悪仲間たちも再登場。防犯会社として軌道に乗ったようでよかったです。

まとめ

アントマンのピースフルな雰囲気は変わらずに良かったですが、物語自体は蛇足だったような印象を受けました。量子世界にいた結果特殊能力を身に着けた博士の奥さんやヴィランのゴーストが重要な意味を持つようになるんでしょうか。

逆に1作目のまとまりの良さが際立ったようにも思えます。

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