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fillコマンドを知りMinecraftを辞めた話

Minecraft…2015年にニコニコ動画で存在を知り、友達の家で遊ばせてもらったり、アカウント無しでプレイできるデモ版で遊んだのち2017年に製品版を購入するに至ったゲーム。クレカが使えない中四苦八苦したり、パソコン知識の向上の元凶や、現在まで続く動画編集の根本を作ったりと、思い出深い神ゲーです。

2017年~2020年で作った町の地図。ここ以外にも鉄路を開拓したりして遊んでいた
一番気に入っている駅の写真。はるひ野駅などを参考にした

そんなゲームのMinecraft。一時は休日の大半をつぎ込んでいたのですが、2020年の8月にピタリとやらなくなってしまいました。

fillコマンドを知ってしまったからです。


fillコマンドとは?

fillコマンドとは、fill = 満たすという事で、指定した範囲をブロックで満たすというコマンドです。
私は基本的にクリエイティブモードで遊んでいたのですが、整地などは全て手作業でやっていました。エンチャント本を組み合わせて超高速ピッケルとかは作ってましたが、それでも手作業でした。
しかし、ある日そろそろコマンドも活用しようと思い、fillコマンドというのに手を出しました(何回か使った事は有ったが慣れずにやめた)。
すると、今まで手作業で整地していたのが馬鹿みたいに一瞬で整地されるじゃありませんか。
それを見て私はふと思いました。

「今までのかけていた時間は何だったんだ?」

そうして私は、動画投稿に専念することを決意しました。

Minecraft 以外でもいえること

この問題はMinecraft以外でも起こります。
例えばどうぶつの森シリーズ。このゲームは端的に言うと膨大なお金が必要になってきます。普通はコツコツと貯めていくのですが、バグ技でアイテムを増やしてそれを売ることによって、一気にお金が入手できます。
それをやった結果、最初は大量にお金が入手出来て楽しかったですが次第にお金が無価値に思えてきてやらなくなっていきました。
バグやチートでゲームがつまらなくなる典型例です。

ゲームだけにとどまらない

ゲームだけにとどまらず、専念することを決めた動画編集…広く言うと創作活動でも起こります。
それがAI絵です。
私は絵が下手ですが、描かないと上手くならない精神で時間がある時稀に絵を描いています。そんな中、AI絵というのが出始めて数か月頃に「描いた絵を加筆してくれるAI」というのが𝕏(当時:Twitter)で流行していました。
そのAIに私の絵を渡すとあら不思議、超絶神絵師…とまでは言えないけどまぁまぁ絵がうまい人くらいのクオリティーの絵になって帰ってきました。これを見て凄くいたたまれない気持ちになり、一度はポスト(当時:ツイート)しましたが、削除しアプリも消しました。

インフレは人生を破壊する

ここから学んだのは「楽をしたいが、過剰に楽をすると途端につまらなくなる」という事です。
「5000兆円欲しい!!」とか、「働かずに生きていきたい!!」とかたまに思いますが、本当にそうなってしまうと多分生きる気力を失います。ストレスを過度に感じるのは良くないですが、ストレスが全くないのも、生きる上でよろしくないんだなと感じました。
何かを成し遂げると更にその上に行きたくなるのは、更にその上があるからです。本当の頂点に行ってしまったらダメなんですね。


ちなみにピッタリとやらなくなったといいましたが、全くやってないわけではありません。最近だと春休みに友達とマルチプレイとかしてました。ですが昔ほど優先順位が高くなくなっているので、ここ数か月はやっていません。ゲームをするとやめた瞬間虚無に襲われるというのも一つの原因です…この思想はまた別の機会に書こうかな。


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