見出し画像

はじめまして。ノギスです。



100mmノギス

はじめまして。ノギスです。きっと見ている多くの方が初めて使うかと思うので 自己紹介 使い方を解説したいと思います。

① ものの厚さ・直径が測れる。

定規で測る

定規で測るのは不正確です。どこの一番直径が大きいとか全くわかりません。


ノギスで測る

ノギスを使うと正確に測れます。
測れたら目盛を読みます。

「本尺目盛」と「バーニア目盛」の重なるところを読みます

52mmとちょっとくらい。次にこの「ちょっと」を読みます。

さらに詳しく読みます

下側の目盛と上側の目盛がちょうど「8.5」の位置で重なってますね。
先ほど読んだ 「52mm」の小数点以下は「85」、つまりこのマスキングテープの直径は「52.85mm」ということです。


② ものの内径が測れる

内径 = 円形や球体の内側の直径

上側を使います

内径を測るときは上側の「内側用ジョウ」を使います。

 対象物に内側用ジョウをぴったり合わせて測ります

目盛の読み方は①と同じです。

16mmぴったりなので対象物の内径は16.00mmということです。
測るときに使うジョウの位置が違うだけで基本的にはものの厚さ・直径と同じです。

③ ものの深さがわかる

これまでとは少し違う使い方をします

深さを測るには後ろ側の「デプスバー」を使います。

スライダを動かすと右側から出てくる細い棒が「デプスバー」です

デプスバーを深さに合わせて伸ばします。対象物の奥までしっかり伸ばすよう注意しましょう。

深さの分だけスライダが右に移動します。この後は外径・内径測定と同じように目盛を読みます。


1つ前の画像の目盛部分を拡大しています

今回は27.40mmでした。よってこの対象物の深さは27.40mmということです。


今回は素材・造形の授業の前にノギスの使い方をまとめました。いいものづくりのために道具を正しく使えるよう今後も機会があったらまとめておきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?