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【ドローン】インストラクター試験に合格・・・はしたものの

夏の合宿でドローンのライセンスを取得した勢いで、今度はインストラクター講習に参加。おかげ様で合格しました。もっとも座学一日のうち、半分はおさらいで、あとは教える側の心構え、評価基準の考え方などメンタル面の文系学習です。2日目は実技講習、生徒役、先生役を交代で演じ、講師としての必要なポイントをオンジョブ形式で実践します。
両日とも試験で締めくくり。学科は80点、実技は不合格ポイントを出さないよう留意します。はっきり言って自分が受講していたほうが余程気が楽でした。試験が控えるプレッシャーもあるし・・・・・・ただ、講習会場となった埼玉の郊外は紅葉も始まり、風もない快晴の絶好の飛行日和。この空を縦横に飛べたら気持ちいいのになあ、と休み時間もずっと上空を眺めていました。

【速報】ここでニュースが入りました。まずは緊急用務空域の設定がアナウンスされたこと、教科書に出ていたエマージェンシーエリアが実際に発動となった由でした。場所は日光の山火事現場。指定された空域は高さ500メートルまでドローン等の飛行、進入は許されません。逆に当事者機関からの要請を受けた場合には助っ人に駆り出されるケースもあるかもしれません。素人の私にお声はかからないでしょうが・・・

もう一つは、事前にフライトウランを登録したFISSという情報共有システムからのお知らせで、私たちの飛行空域に航空機が接近中とお知らせが飛んできました。スクーリングに並行して個人としても、同じ空域をシェアしていたので、私の手元に国交相の方からお知らせが・・・・・来たころに、そういえばヘリの爆音とセスナの通過音がしたんだっけ・・・・妙に感心していました。もちろん着陸や離陸上昇でない限り飛行機の方は最低高度1000フィートの縛りがあるはずなので、150m上限のドローンと交錯する心配はありませんが、こうした情報を共有できていることに何故か感激だったりして・・・・試験中はそれどころじゃありませんでしたが・・・・・

さて、これでドローンスクールの講師に・・・・・と思うのは早合点で、実際にライセンスの合否を判断までは出来るもののライセンス発給に関してはまた、別の組織が応じる仕組みなので講師の仕事はあくまでも教育と試験の採点まで。

と、ここまでお読みいただいたのに12月5日以降、国交省の新しいフォーマットが施行されると、ドローン・ライセンスは国家資格、つまり鮫洲でとる免許みたいな仕組みになります。今現在発行されているライセンスは国交相が一定のレベルと認定した民間組織がそれぞれの判断で発給しているライセンス、なので国家資格への意向には補講と追試が求められています。11月現在このライセンスの保持者は全国で一人もいないばかりか、だれも試験を受けていないので想定問題集の作りようがありません。全員がぶっつけで試験にのぞむわけです。

正直な話来月以降の教育体制、スクーリングがどのように整理されるのか?講師のライセンスはどうなのか?未決の案件が多すぎる様子です。党の国交省自体、まだ決定事項が固まっていない可能性もあり、やってみなきゃわからない、ナ状態なのかもしれません。

さあ、ここからは愚痴のオンパレードです。時間がもったいないと思ったらほかの方のnoteを読んでください。

大体、国交省・警察庁の姿勢からはお前ら一般市民が遊びの目的でドローン飛ばしちゃ困るんだよ、という態度がありありです。マイドローンを大枚はたいてかったとて、その重量が100グラムを越えようものならライセンスの有無にかかわらず登録の義務が生じます。義務ですよ、任意じゃなく。
つまりスクーターを買ったらナンバー登録が必要なのと同じ。違反には罰金も準備されています。

国土交通省の該当ホームページから、まずログイン登録を始めて、購入した機種の登録と連絡先…フムフム思ったよりスムーズだぞ、本人確認にはマイナンバーカード、もしくは免許証?まあオンライン上での党ロックだあら多少の手間はやむを得ず。マイナンバーのパスワードが符合せずにロックされてしまうわ、てんやわんやの末にようやく登録入力の完了!と思ったら少なくとも5開庁日を経なければ返事が来ないそうな・・・・待ちました。土日も挟んで。1週間以上たってようやく来ました、返答が「金を払え」です。
マイナンバーでの登録は若干お安いのですが免許証は概ね500円アップ。ま、一回きりだからいいとしよう。銀行ATMから所定の手順で振り込んで、また……待つのかよ!

ようやく飛行機みたいな登録ナンバーが発行されて、晴れてナンバー付きと認証された我が愛機。サイドには自分でレジストリー・ナンバーを張り付けなければなりません。テプラでも買って来いなのか?借りれば済むじゃん!と言われそうですが、私は戦車プラモ用の転写シールを買ってきて奇麗に貼り付けました。えーい、そのうち迷彩塗装にしてやる!!

ライセンスとさいていげん飛行に必要なルールの学習、それに機体も国交相のお墨付きを得たのだから、大手を振って空を飛び回れる・・・・・と思うのは早合点!!この話はまだ半分も終わっていないのです・・・・(この項続く)

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