『麦わらの一味』のような会社組織って存在するんですかね?
最近は一人で完結する、いわゆる『一匹狼』的な働き方になっているが、本当は『麦わらの一味』のような仲間と切磋琢磨しながら働きたいと思っているんだよなと。
テレワークが主流になってきたっていうのも要因の一つだとは思うんだけど、そもそも自分の仕事の進め方やキャリアの積み方が主な要因のような気がしている。
営業から経理に転身してすぐのころは、経理財務部に配属になって10人ちょっとの人たちと一緒に働いていた。まだまだ簿記試験の知識しかなく、実務を知らなかった私にとっては最高の環境だよね。わからないことを聞く相手がすぐそこにいるし、周りの人が話している内容がもうそのまま勉強になるし。
経理や財務って毎年必ず新人が入るってもんでもないんだけど、運が良いことにしばらくして後輩もできた。そうなると聞いてばかりじゃなくて、教えるってことも発生して、より実務の理解が深まるし、もちろん新人くんに教えてもらうこともある。
そうやって切磋琢磨していたから、短期間で成長できたんだとおもう。もちろんミスもたくさんしたし、会社にとんでもない迷惑をかけたこともある。経理としてのキャリアが終わったと思った時もある。
それでも、そういう環境、自分がやりたいと手を挙げればやらせてくれるし、自分の考えも聞いてもらえる。自分で責任がとり切れないミスは上司がカバーしてくれる。そういう環境だったから成長できたし経理財務が楽しい仕事だと思えたんだと。
まさに『麦わらの一味』のようなイメージ。それぞれがしっかりと役割を全うした上で余力があれば手伝うし、任せることろは手を出したい気持ちを押さえて任せる。最悪自分では勝てない相手で死にそうになっている時は船長が助けてくれる。最高の仲間だ!
『麦わらの一味』は完璧なプロの集団なのが好きというか憧れる要因なんだと思う。自分が引き受けた仕事は、仮に今の自分の能力を超えるようなものであっても、手段を選ばず納期通りに遂行する。仲間もそれを当たり前だと思っているから自分の仕事に集中し、全員が納期通りに達成できる。
そういう仲間と働きたい。
自分はまだまだ成長できると思うし、仲間にも刺激を与えられるはずだと思ってる。
いや、待てよ、、、
今の会社は意外とそうなってるかも???
大勢の社員さんを抱えられるような大企業じゃないから、全員が色んなことを兼務してるし、まあそれぞれプロとして行動できているとは思う。
あれ???
それでも『麦わらの一味』感がないんだよな。。。なぜだろう???
もしかして、船長のせい?
それとも、全員が同じ目標に向かってない?
あ!宴がないからか?
なんとなく、全部が原因のような気がしてきた(笑)
しかし、なぜ転職したての経理財務部では『麦わらの一味』感を感じて、今は感じないのか?
今は会社全体にステージアップして、所属する全員があの頃よりプロとしての意識が高いはずなのに?
やっぱり、サンジがいないからかなぁ(笑)
『同じ釜の飯を食う』って言葉があるようにサンジのうまい飯で共同体としての帰属意識を強化する必要があるのかな。
『麦わらの一味』感を会社に求めるのってのは難しいのかな。会社全体で数人とか、1つの部署だけとかならできるのかもだけど、人が増え組織が細分化されてくると『1つの船』に乗ってる感も薄れていくだろうし。
そう考えるとないものねだりなのかなぁ~。
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