夏の好きなところの話

夏の話がしたすぎて「夏の好きなところ」を募集したところ、沢山の方が教えてくださいました!皆さま、ありがとうございました!
ひとつずつ読ませていただき、お返事をさせていただきたいと思います。夏って良いですよね、本当に。


分かります。それこそ夏!という感覚があります…!もう本当に暑すぎて困ってしまう時もありつつ、夜風を感じると「終わりよければすべてよし」とさえ思えてしまいますね…!🍃
「家の匂いが強くなる」…!!どのような感覚なのか考えてみましたが、外で蜃気楼が見えるような、熱気で焼ける、あの熱の感覚なのでしょうか。違っていたらくやしいです、私も感じたい…!少なくとも、自分から見える土地全てが蒸されているんじゃないかと思えるようなあの暑さ。好きです。
わあ素敵ですね…!夏って日が長い分、夕方もじっくり存在してくれるのが嬉しいですよね。空色の移り変わり、私も見てみようと思いました…!
ザ•夏ですね。あの夏の終わる切なさはなんなのでしょう、言葉では表せない繊細さがありますよね。冬に思い起こす夏のなんと清々しいことか…。
🤝!!夏に食べる野菜の涼しさ、凄いですよね、同じものを食べたとしてもやっぱり冬とは違います。「夏の匂い」!私も大好きです。日が長くて、まだ時間に余裕を持てるような気持ちになれますよね。夏野菜でしたら…一つだけ選ぶとすれば、やっぱり「きゅうり」ですかね…トマトも良いですが…。味噌(とマヨネーズ)をつけただけのきゅうりをもぐつく幸せ時間が夏はいちばん濃いです…!
分かります!夏といえば蝉、夏手前でも蝉の声を聞いたら「あ!ついに夏が…!!?」と嬉しさで飛び跳ねたくなります…!アブラゼミとヒグラシには感謝しかないです。それからカエルにも。
あんなに田んぼの畦道脇を流れる水がキラキラしているのは、夏だけだと思います…音と色最高ですよね…!たっぷりな水が晴れた空の下で輝いてるだけで、心地よくなりますね…。
こんにちは!そうですね〜とても待ち遠しいです…!沖縄の方なのですね…!確かに夏といえば海は外せないですよね…!私は、山の中に住んでいるので海を見る機会が滅多にないのですが、海のたっぷりな水は見てるだけで涼しくなりますよね、あと波の音も。もしかしたら、東京在住の方々とはなんとなく似た気持ちを感じられているのかも知れません…!あ〜読んだだけでも美味しそうなメニューですね😋子供の時は食欲が無かったりしましたが、いまは暑さで溶けても、そのようなご飯を食べると体に芯が通ったような気になれます…!
分かります。そちら、「田舎の夏の夕方」の為に生きていると言っても過言ではありません…!これに至っては、もう体感でしか得られませんよね…。言葉や絵、動画では得られないものが在ります、田舎の夏には…!!日が暮れて、そよそよ風とひぐらしの声がやってきた瞬間、自分が社会の中で生きている(生かされている)人間であることを忘れそうになります。毎年毎年この風になりたい!と強く感じて切なくなります。ありがとう、風…。
ありがたいですよね…!!エアコンとはまた違うんですよね…!あの柔らかい「ふぁ…」とした風、素直に気持ち良すぎます。ちょっと吹いただけでもラッキーな気分になれます。
あのミスト感(?)、涼しさの粒がやってくる感覚良いですよね〜。思えば、山と水も意外と夏ですね…!?なんとなく「海」が強いイメージがありましたが、滝は特別ですよね…!
たまにあるあの雨ですね…!バタバタ音が刺激的ですよね。私は、雨風に建物外のちいさなごみなどを掃除してもらってしまう時がたまにあります!笑 湿気があるとベタベタに呑まれますが、それも含めて夏だと感じます…!
いつも見ていただいて、ありがとうございます…!🙇わあ良いですよね…!私もバス通学をしていた学生の頃に、友達と「ひとつ手前の駅で降りてお店でアイスを買い、食べながら帰る」というのをよくやっていました…!!幸福感が凄いです。ありがとうございます、送り主さまもご自愛ください…!
夏特有の最高のひとつですよね。これは土地の環境でいくらか違いが出るかも知れませんが、草や土が太陽や熱気であたためられたにおいはなんとも良いです…!あの、ずしっとくる空気感もたまらないんですよね〜〜
なんとなく、わかる気がします…!空気の柔らかさと共に、「夏っぽさ」または「秋っぽさ」が薫ってきて、それが鼻腔を通ると胸がキュとなります…。
薄暗い部屋の窓から眺める夏の外、さいこうですよね…!夏って、案外「夏が来たな…!!」と実感する瞬間が、一番ボルテージが上がってるかも知れません。
音楽…!!思えばそれもまた季節を感じさせる存在でしたね…!!「夏の間にしか聴かない」ってスペシャルすぎませんか…素敵なアイデアですね…。私も、夏が一番切なさを感じますね。同時に、一番狂いそうなるのも夏です、良い意味で…。わたしの中の夏曲は、なんでしょう…邦楽ですと、奥華子さんの「変わらないもの」「君がくれた夏」藤田麻衣子さんの「花火」aikoさんの「KissHug」フジファブリックさんの「若者のすべて」奥田民生さんの「さすらい」宇多田ヒカルさんの「Fight The Blues」「真夏の通り雨」ELTの「play」「Grip!」カネコアヤノさんの「光の方へ」「恋しい日々」ですかね…多分まだあります多く挙げすぎて本当にごめんなさい……。
そう感じていただけていることが、とてつもなく嬉しいです。こちらこそありがとうございます…!
分かります〜!私もそちらがやりたいが為に一年中ござを敷くことを選んでいます。その状態でそよそよ風、ひぐらしの声が聞こえてくるともう天国です…。今なら死んでもいい、むしろいま死にたいとすら思い浮かんでしまいます…。
夏のそよ風って、浴びるとどうしてあんなに心地良いのか不思議ですよね。冬も夜は静かですが、それとは明らかに違いますよね。やっぱり暖かいからか、心もほぐれる感覚があって…。とんでもありません。私の方こそ、あなたさまに伝わることを願います…!
夏大好きな方…!嬉しいです!🤝全部良いですよね…!!日が長いとまだ色々出来る気持ちになれてうれしいですし、たくさん外に出たくなりますし、ワクワクしますよね。底から湧き上がってきますワクワクが。風鈴の音もたまらないですね〜、寝る時に聞こえるとまたなんとも。夏のカレーはすごく「美味しくエネルギー!!」という顔をしている気がします。洗濯物がすぐ乾くの本当にありがたすぎて生活まで助けてくれるんですね夏って…夏には頭が上がりません。
快晴の威力すさまじいですよね。目に焼かれるような空の青がほんとに唯一無二だと思っています。冷たい飲み物が体に染みていくあの感覚、夏だけの物ですよね…!!最高です。
桔梗…!ただいま検索をさせていただいたのですが、芦は桔梗を今まで見たことがなかったかも知れません。パッと見た時「大人の朝顔」というイメージが浮かびました。青と紫が溶け合ったような絶妙な色合いが素敵ですね、しかも発色もしっかりしているんですね…!汗は無ければないほうが快適ではありますが、「たくさん汗をかいたな〜」と思わされるのもまた風情とさえ思えます。とても良い思い出ですね…!!!文章だけでも、すごくきらきらしています。ずっとそうあって欲しいと思ってしまいました(どこの誰やねんですが…)…!


呼びかけたところ、沢山の方々が教えてくださって、とても嬉しかったです。本当にありがとうございました、私の中ではもう夏が来ました。

聞いてばかりはいけないので、わたしも「夏の好きなところ」を書きたいと思います。と言っても皆さまとなんら変わりがないかも知れません。

結論から言えば「全てが好き」です。

まずは、青い空です。目がじりじりしてくるような濃い青に「夏」を叩きつけられるのが好きです。
それからなんといっても、大きなもくもく雲は外せませんね。どう見ても奥行きがあるあの白くて大きい大きい入道雲を見ると「うわあ夏だ……」となります。実はまだ春なんですよ、と言われてもいやいやいや…絶対夏だろあの雲は…と思ってしまうくらい雲の存在は大きいです。

蝉の声は絶対聞きたいです。
アブラゼミの声は暑さの追い風でもあり、夏特有の圧倒的な空気をギュッと締めてくれます。
ヒグラシはそれとは正反対で、夕方に聞いたものなら溶けます。一日の終わりそのものを強く感じて、切なくなります。また「たった今、私も夏なんじゃないか?」とわけわからんことが浮かびます。

夏の夜、虫の声やカエルの声を聴くと「ひとりじゃないな」と思わせてくれます。
でも1人外に出て、夜空を見上げると凄く「自分の内側」に入り込む感覚がして自分がひとりでちっぽけであることが浮かびます。
それは全く寂しくなくて、自分自身とふたりでいるような、自分とのふたりの時間を過ごせているような気分になります。自分の五感に集中しているからかも知れません。
それから単純に「寒くないってこんなに幸せなんだ」と思わせてくれます。

夏というだけでご機嫌になり始めたのは、大人になってからなのですが原因やきっかけは全く分かりません。ある時「夏って最高!?!?」という感情が生まれてそれっきりです。
毎年、落ち込みきった「冬ごめんなさい人間」から五感に感謝の「夏ありがとう人間」に変貌することができます。

夏の夕方の切なさってすごく不思議ですよね。一日が終わることにいちばん敏感になる季節のように思います。
でも実は、自分の感じている切なさは厳密に言えば、「終わってしまう切なさ」ではないような気がしています。
「切ない夏が来る」でもなければ「冬が来てしまう切なさ」でもなくて、抱えきれない「あふれてしまう・こぼれてしまう切なさ」がそこにあるような気がしました。
全部受け止めたいけど、体ひとつ分の五感じゃ全然足りない。見たり聴いたりを目一杯、一所懸命しているはずなのに、その殆どを自分の中に留めておくことが出来ない。夏が終わったあとに思い出して、暑かったとか、梅雨がどうだったとか、夕方やっぱり良かったなあとか思うことは出来るんですけど、本当は言葉にならない瞬間ばかりがそこに在ったはずなんですよね。そんな言うほど、全部をずっと覚えてはいられないんです。
肌で感じた風や耳で聴いた音、目で見つめた光のグラデーションなんかは一切残らなくて。動画で残しておいた「耳で聴いた音」だけを聴いても、写真で撮っていた空の色を眺めても、そこに居た頃の私はもう自分の中には居ないんですよね……。

「肌で風を感じつつ耳で音を聞きながら、目で見つめた光のグラデーション」を感じられるのは動画でも写真でも記憶でもなくて、次の年の夏のみなんです。
だから、次の年の夏が物凄く待ち遠しくなるんだなと思います。
そう思うと、私は夏に生かされているなと改めて強く感じます。

正直、論理的に考えれば夏だけの現象ではなくて、他の季節でも同じですよね。
私の場合は「今この瞬間」を強く意識させてくれる一つが「夏」らしいです。
これを書いていて、一所懸命生きることが出来る夏が、きっといつまでも好きなんだろうし、次の夏をいつまでも見据えていられるように元気でいないとなと思えました。



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