「観心本尊抄」第8章 2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のポイントメモ
㉔六道の如是相で、他人の顔を見ると
瞋るは地獄、貪るは餓鬼、癡かなるは畜生、諂曲なるは修羅、平らかなるは人、喜ぶは天
地獄界の特徴
→思い通りにいかず瞋りにとらわれている
餓鬼界の特徴
→あくなき欲望に支配されている
畜生界の特徴
→因果の道理をまったく知らない愚かさで、目先の好き嫌いや感情に振り回されている
修羅界の特徴
→自分が少しでも他に勝ろうとし自身の本心を曲げて人に諂う
人界の特徴
→平穏な状態にいる
天界の特徴
→欲望が満たされた喜びに包まれている
▼四聖は冥伏していて日常には現れないが、詳しく探し求めるならば必ず具わっている。→次章へ