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クソスピ・ダラダラ日記【キリシタンを探せ!】

夜勤明け、連日のハード夜勤でぐったり疲れた。体調悪化した利用者二名を一人で上手く対応して日勤職員に繋げた。辞めたくなることもあるが、こんな厳しい状況下で正しく判断して行動できた自分にホッとした。これならまだなんとかやっていけそうだ。

退勤し脱力したところで、いつもお世話になっている神社にお礼参りに行った。珍しくお札を賽銭箱に入れて感謝を捧げる。……千円だけど(笑)。実は昇給したのだ。わーい!

「給料増えました、ありがとうございます!」二礼パンパン一礼。南無〜(あ、神社で南無は違うか?まぁでもいいや。昔はそんな区別なかったもんな。おれ覚えてるもん。戦に出る朝、戦勝祈願で参拝した神社の宮司に仏像見せられたことあるもん。戦国時代の前世の話だけど…)

今日は参拝を終えたら、その足で摂津国に行こうと思っていた。本当は播磨国に行きたかったのだが、さすがに夜勤明けに遠出は無理だ。でも摂津なら近いし行けそうだ。……荒木の謀反についてまだまだ調べなきゃいけないことが残ってる。こないだ夢に荒木の霊が現れて言ってた。「おれは騙されたんだ」って。その時、『毛利の誰か』と『黒田』のイメージが見えた。

だから、荒木の無念を晴らすためにも私は調べに行かなきゃいけないんだ…

お礼参りを終え、「さあ、駅に向かうぞ!」と、鳥居のそばに止めたチャリンコに乗ろうとしたら鍵がない…(え、落としたかな?)慌ててカバンの中をひっくり返してあちこち探して…、ああやっと見つけた!焦ったぁ~~、いつもは使わないカバンの内側ポケットに入れてた。。。

うーーん、かなりぼんやりしてるなぁ。。。やっぱり夜勤明けで、睡眠時間が足りてないから寝ぼけてる。ダメだな。今日は諦めて家で休もう。疲れた…

帰宅後、泥のように眠っていた。疲れが溜まっていたらしい。数時間眠って、やがて気づいたら夢を見ていた。私は戦国時代の播磨国を彷徨っている。

私は播磨国から備前に向かおうとしているのだが、前回書いた通りそこには毛利の誰かの魂が陣取っていて通らせてもらえそうにない。その記事は以下を参照してもらえればわかる。

この記事に書いた、赤穂から西に行く者を阻む男の怨念。彼はお父さんをころされたと言ってた。この人物が誰なのかまだわからないが、夢では『毛利元就』と言っていた。検索してみると、元就のお父さんはアルコール中毒で亡くなったと書かれていた。私が夢で見る戦国時代の男たちは、表向きは病死や自死とされているが実際は他殺であったという話がわりと出てくるので、死因についての真相は知らないが……

うーーーん…

まぁとりあえず、その毛利関連の怨念のせいでどうやら私は赤穂から西に行けないのは確かだ。霊的に障りが出てる場所を無理に通ろうとするのは危険だ。私はこれまで旅先で二度怪我をしたことがある。慣れない土地で救急車で運ばれるのはもう勘弁だ。

『播磨から西に安全に抜ける方法がどこかにないものか?』

大きな日本地図の播磨・美作・備前の国境付近を私は見ている。前回の記事に書いたように、信長公が一手打ってくれたので、どこかに突破口が出来ているはずなんだが…

ふと見ると、地図の上に映像がぶわあ!と、浮かんできた。場所は播磨西部、美作も近いか?うーん、そこまで国境付近ではないな。……炎が見える。誰かが寺社を焼いている。寺社勢力と地元の土豪との間でなんらかの争いがあったのだろうか?

寺が燃えるその炎に照らされて、小柄な若い男が立っているのが見える。この男が戦の指揮を執っている。三白眼の鋭い眼差しでこちらをジロリと見た。この男、かなりの度胸がある。伝統的権威を全く畏れぬ強い意思!


ああ、知ってる!!おれ、この男を知ってる!!

おれの友達だ!!!

そうだ、友達がいるじゃん!!なんで忘れてたんだろう、あはは!!

で、…えーーーっと、こいつの名前…

あれっ!?

出てこないっ、ええっ??忘れてしまった…、ええっ、な、なまえ……???


「赤松の家臣に浦上がいたろう」声がした。

「あっ、うん!浦上、いました!赤松家臣団の中でずいぶん威張ってたおっさんですよね?」

「・・・・・・・」

「ねぇ、あのおっさんですよね?…あ、あれ?声が聞こえなくなった」

「ちょ、ちょっと、もうちょっと教えてくださいよ…!赤松家臣の浦上とさっきの三白眼男の関係は?…あ、目が覚めちゃう…ああっ!!」

「あーーーーっ!もうちょっと、ヒント、ヒントをおおおおおーー!!!」



時間切れ。


そこで目が覚めた。うーーん、もう少し情報が欲しかった。もらったヒントは『寺社をも平気で焼く度胸を持ってる三白眼の男』そして、『赤松家臣の浦上氏』このふたつだけかぁ……


寺社というと、現在の平和な宗教団体の寺や神社を思い浮かべる人が多いかもしれないが、戦国時代の寺社なんてのは武装組織だらけだ。宗教の権威を笠に着て暴力行為を平気で行う物騒な連中が多かった。殺生禁止のはずが平気で人をころし、自分たちに都合のいい時だけ神や仏を持ち出してその権威で人を脅かす。

しかしそんな伝統宗教の権威を全く畏れぬ男というと、大きく分けて三種類に考えられるかなぁ…?

ひとつは当時のテロリストまがいの宗教団体に恨みを持ってる『宗教大嫌いタイプ』。あとは特定の宗派に入れ込んでいてそれ以外の敵対する宗派と戦ってる『熱狂的信徒タイプ』。あともうひとつは『キリシタン』……

播磨国の大名・赤松氏家臣の浦上氏に関係する者の中で、キリシタンがいなかったか……?しかもただのキリシタンじゃ意味がない。強いやつ。

明日は播磨国に行ってみるか…  

キリシタンを探しに。 


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