「禁止」のバランス。

画像1 小さい橋を渡ったり、小さくカーブを曲がったり、上には電車が走る高架があったりして、ちょっと見落としそうな場所に、この看板が立っていた。とても主観的なことなのだけど、「禁止」が並んでいるわりには、類似の手書き看板に漂っている「怒り」のようなものをあまり感じなかった。字の感じや、看板が古くなった微妙なゆがみや、支えているタイヤや鉄の棒(?)の風化も含めて、また新しいバランスがとれているように見えた。そばに彼岸花も咲いていた。

この記事が参加している募集

#最近の一枚

12,855件

記事を読んでいただき、ありがとうございました。もし、面白かったり、役に立ったのであれば、サポートをお願いできたら、有り難く思います。より良い文章を書こうとする試みを、続けるための力になります。