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いろいろなことを、考えてみました。

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自分の能力の足りなさを自覚しながら、いろいろなことを、考えて、書いて、考えました。
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2024年6月の記事一覧

『現代アートチーム・目[mé]』と、エジソンの似ているところ

 誰だって知っていることとして「エジソンは偉い人」という歌詞の歌が街のどこでも流れていたように思えたのは、バブル絶頂期からバブル崩壊の間の頃だった。  偉人伝の常連として「エジソン」は、今でもおそらく誰でもが知っていて、それは「発明王」としてすごいと言われてきた。ただ、同時に年月が過ぎるほどに、エジソンのネガティブな面も徐々に広く知られるようになってきた。  おそらくは大きな業績を上げた誰もが決してプラスの部分だけはないだろうと想像はできるけれど、エジソンのイメージは良か

同じ人が、同じ話を繰り返す理由について考える。

 あ、また同じ話をしている。  そんなことを思ったことがない人はいない、と思う。  例えば、身近な人で、そんな人がいる場合、その人が話を始め、あるテーマにさしかかった時、空気が変わるような気がする。  また、同じ話か。  それは、誰か自分以外の人だと、同じ話をしているのは、よくわかる。だけど、自分自身だと気がつきにくい。  どうして、人は同じ話を繰り返してしまうのだろうか。 自慢話 まず、思いつくのがいわゆる「自慢話」。  それも、そこにいる人が見たことがないよ

「ルールが理解できない」という能力について

 かなり無茶な設定なのだけど、悪魔を表現するCGや、さらには、新しいゲームをどうやってつくるのか、といったことが気になるし、もしかしたらマンガ『カイジ』に似てくるのかもしれない、といった予感もあって、ドラマ『アクマゲーム』を見ている。  ただ、「アクマゲーム」として戦っているゲームのルールを、テレビだから映像も含めて丁寧に説明しているはずなのに、そのルールがびっくりするくらい分からなかった。  それは、全く知らない外国の言葉。もしくは見たことがないスポーツが急に始められた

「YouTubeがなかった時代」の「ユーチューバー」のような人

 本を買って、読んで、そのまま捨てることもできず、あちこちに置いてあったのだけど、それを妻が整理してくれ、ダンボールの箱に並べてくれている。その一番隅っこに立っている本があった。  『東京住所不定』。  それは、20年以上前に読んだはずだけど、その裏表紙に著者の写真が載っていて、それを見ただけで、その内容まで思い出した。 三代目魚武濵田成夫 その書籍は、「三代目魚武濵田成夫」という著者が、1ヶ月ごとに東京のあちこちに引っ越して、それも13ヶ所住み続けるという記録だった。

「初めてのIKEA」で触れた北欧の思想。

 やっと、初めてIKEAに行くことができた。  IKEAストアが日本に出店してから、20年近く経っているから、とても遅い「始めて」になる。 IKEAストア 日本国内でIKEAストアが出来てから、約20年経っていることを改めて知った。アイフォンが、その翌年の2007年に発売されたのだから、世の中が大きく変わっていく頃だったはずだ。  IKEAに関しては、テレビなどで情報としては知っていたけれど、店舗に行くにはバスに乗ったりしないと行けなかったし、会員にならないと入店できな