マガジンのカバー画像

いろいろなことを、考えてみました。

368
自分の能力の足りなさを自覚しながら、いろいろなことを、考えて、書いて、考えました。
運営しているクリエイター

2023年7月の記事一覧

「優秀で、優しい人間」が、1人でも多く育つ方法を考える。

 学校に通っていたとき、特に高校生くらいから、勉強ができる人間は、そうした人間だけでグループを作っていることが多い印象があった。  そのことと、社会で仕事をする優秀さと決してイコールではないのだけど、それでも、会社社会が「学校化」していた日本では、結果として、その中に優秀な人間がいる確率は高かったと思う。  自分自身は、その中にいなかった。だから、優秀な人間については、その中にいないと、決定的にわからないこともあるのかもしれないと、最近になって、改めて思うようになった。

宇宙飛行士が、とても「健全」である理由を想像する。

 宇宙飛行士、という言葉には独特の響きがあるようで、好きな人はとても好きだという印象がある。  以前、『宇宙兄弟』というマンガもあった。  この作品は、2007年から連載開始で、すでに、日本人の宇宙飛行士が何人も登場していたから、もっと昔の宇宙モノとは違って、実現可能な目標として描かれていたようだった。  それでも、この『宇宙兄弟』でも、宇宙飛行士になることを、「壮大な夢」と表現していたから、仕事で言えば、医者や、弁護士や、公認会計士といった、今の日本でも、誰が聞いても

「デーモン閣下」が示してくれた「コロナ5類移行後」の「常識」。

 2023年の6月下旬のことだけれど、久しぶりに「コロナ関連」のニュースを聞いた気がした。  それは、ライブでの「マスク着用」に関してのことだった。 マスク着用のお願い この「デーモン閣下」のブログでの呼びかけの中の、「政府や自治体の見解や世の中の流れがどうあれ」という姿勢は、とても勇気づけられるし、真っ当だと思った。  この文中の「個人」ではなく、「個・悪魔」という表現や、禁止義務要請ではなく、座長からの要請として、自己・他己防衛意識に期待したい、というマスク着用に関

広告の意味と意図。

 ハックする。という言葉は、当たり前に使われるようになっているけれど、なんだか、今も違和感があるのは、個人的には、なんとなく横暴な気配を感じているせいだと思う。  だから、「街をハックする」という言葉があると、それだけで、ちょっと警戒してしまう癖がある。 ハッカー 確か、最初に耳にすることが多かったのは、ハッキングや、ハッカーという言葉だった。  それは、コンピュータの、自分にとっては高度で縁遠い「操作」であって、映画やドラマなどで、素早くタイピングをして、何かをして「

「高輪ゲートウェイ」には、まだなじめない。

 もう古い話になってしまうが、山手線の新しい駅が、46年ぶりにできる、という話題は、それ以前から知っていた。  品川と田町の間。  そんなに距離があったのかどうか、今となっては、あまり覚えていないものの、駅名を公募するというのは、なんとなく知っていて、昔、新幹線の名前の公募が「ひかり」と決まったように、おそらくは平凡な名前になると思っていた。  そして、日常で利用する駅は、その方がいいし、待ち合わせをするときなどに、普通の名前の方が恥ずかしくなくていい、と思っていた。