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いろいろなことを、考えてみました。

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自分の能力の足りなさを自覚しながら、いろいろなことを、考えて、書いて、考えました。
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2021年5月の記事一覧

「モノにならない人生」への覚悟について。

 ずっと書き続ける、と勝手に決めたのが26歳の時だった。  その時に、フリーランスとなって、自分が書きたいものを書く、とも思っていた。  木造のアパートの1室で一人暮らしも始めた。  その時、それからどうなるのか?という具体的なイメージがどこまであったのかは、今となってはハッキリしない。  だけど、その時には、ある程度の、こうなってほしい、という自分の人生があって、それは、そういう年代に特有なのか、それとも単純に体力があったせいなのか、なんとなく楽観的だった。  どこか

「週刊プレイボーイ」を、初めて5週続けて買って、見て、読んだ感想と結論。

 コロナ対策に関して、変だなと思っていたことがあって、それについてきちんと指摘してくれる専門家の話が載っているのが、「週刊プレイボーイ」と知って、買ったのが3月の末だった。  その前に買ったのが1990年代だと記憶しているから、おそらく20年ぶりくらいに購入した。  2021年3月末から、5週続けて、No.15、No.16、No.17、No.18、No.19・20の5冊、4月いっぱいに渡って購入した。これだけ続けて買ったのは初めてだった。  それで、見て、読んで、自分

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『伝説の秘密』を守ることと、語ること……「ネッシー」と「妖精写真」。

 ネッシー、という名前を知らない人は、今は増えているのだろうか。    イギリスのネス湖という場所にいる、と言われる未確認生物で、恐竜の生き残り、といったことまで言われていて、いわゆる「U MA」の中では、「スーパースター」といってもいい存在だった。  その「根拠」となっているのが、ネッシーの姿をとらえたとされる「外科医の写真」(このネーミングも趣深い)だった。 「ネッシー」の伝説 この写真を撮ったのは、ロンドンの外科医(本当は産婦人科医とされている)ロバート・ケネス・

ワクチン接種。通知のオレンジ封筒。小さな様々な不安。

 65歳以上を対象に送られてくるはずの「ワクチン接種」のための「クーポン」が入っている郵便物が、大田区のこのあたりに届いたのは、2021年5月19日の事だった。知り合いの方には、その前日に届いたらしいので、ほぼ同じ町内でも、日程が違うらしい。 ワクチン摂取方法への不安  届いた方々には、不安もふくらんでいるようだった。  防衛庁・自衛隊の大規模接種、という方法もあるし、その前から準備を進めていたであろう市区町村の方法もある。前者は、17日から予約開始、ということらしいが、東

「ポッドキャスト」に教えてもらったこと。

 個人的に、一番多くの時間、「ポッドキャスト」を聞いていたのは、介護をしている時で、自分のiPodが元気な時だった。食器洗いをしている時に聞く機会が多かった。今から8年くらい前だと思う。  ポッドキャストは、自分の中では、聞く時間を問わない「ラジオ」のような位置づけだったが、同時に「ラジオ」と違って、発信者にとっては、始めるハードルが低いようで、独自な色も強い印象がある。  ポッドキャストで始めて、ラジオ番組にもなっている「東京ポッド許可局」は、新鮮だったし、今まで自分に

「事実上の一夫多妻」という言葉の強さ。

 最初に「事実上の一夫多妻」という言葉を知って、あ、そうだったのか、といった納得感と、普段はそんなに意識していないような、気持ちの底に埋もれている、妙なうらやましさが湧き起こっていた。  この本↑には、「日本のサラリーマンは世界でいちばん会社を憎んでいる」や、「平成の日本の労働市場では、若者(とりわけ男性)の雇用を破壊することで中高年(団塊の世代)の雇用が守られたのです」といった、かなり強めの「残酷な事実」が描かれているのだけど、その中で、個人的には、これまでもやもやしてい

「怒ると本音」への素朴な疑問。

 誰が言い出したのか、どこで聞いたのかも覚えていないけれど、「怒らせれば、本音を聞き出せる確率が高い」といった言葉は、ずっと昔から言い伝えられているように思う。  最初に働いていたマスコミの現場では、知らないうちに、そんなことは「定説」のように言われていたのを覚えているし、それから、20年くらいたっても、マスコミに取材を受けた人が、どうやら怒らせて本音を言っているように見せたい、と感じて不快だった、という話を聞いた。  その常識は、変わらないのだと思って、ちょっと怖くもな

「もう無理なので、1日も早くオリンピック中止を決定してくれませんか。そして、コロナ対策に集中して、これからの犠牲者を一人でも減らすようにしてください」。(後編)

 もし、よろしかったら、前編↓から、読んでいただけると、ありがたいです。  基本的には、お伝えたいしたいことは、後編でも同じですが、少し長くなります。私のような社会の隅に生きている何もできない人間には、決定権があるであろう「権力を持つ人」へ、お願いするしかありません。  今は、もう無理です。東京オリンピック・パラリンピックの中止を1日も早く決めてください。そして、コロナ対策に全力を注入してください。一人でも死亡する人が少なくするために、努力してください。お願いします。  

「香水と異臭の関係」に関する記憶。

 雑誌のおまけのような「ミニ本」みたいなものがあって、その中の「ミニ知識」のいくつかが、かなり昔のことなのに、やたらと印象に残っている。 いい香りとは何か?  例えば、こんな話だと記憶している。  香水には、インドールやスカトールという成分が含まれています。それは、オナラの匂いの成分でもあるのですが、最初は香水には入れられていませんでした。ただ、すごくいい香りだけだと、ピンとこなくて、そこにインドールやスカトールを入れると、誰もがいい香りと思えるものになりました。人は、自

「もう無理なので、1日も早くオリンピック中止を決定してくれませんか。そして、コロナ対策に集中して、これからの犠牲者を一人でも減らすようにしてください」。(前編)。

 新規感染者の数が、大幅に減少する気配がない。それも、より強力な変異株のウイルス感染が多くなってきている。それなのに、オリンピックは開催する、と言い募っている人たちがいて、だけど、その根拠は示されず、やると言ったらやる。ということらしい。  いろいろと考えたのですが、やっぱり、私のような社会の片隅で生きている人間には、何も力がないので、今の権力を持つ人、菅首相か、小池都知事か、橋本五輪相なのか、どなたか分かりませんが、中止の決断をしてくれそうな人に、お願いするしかないようで

「実験店舗」で、買い物をする。

 コンビニの実験店舗、というのを、初めて聞いた気がする。それは、もしかしたら常識なのかもしれないけれど、なんだか不思議で、近未来で、理科室以外での実験という響きは、ディストピアに結びつきそうだから、ちょっと怖くもあった。 コンビニの無印良品  ファミリーマートに「無印良品」の製品が置いてあって、そんなに頻繁に買わないのだけど、ノートを愛用しているので、時々、あ、忘れてた、というときに、近くで買えるのは、ありがたかった。  それが、いつの間にか、ファミリーマートでは売らなく