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【Interview #021】プロダクトの社会貢献度の高さが力に。自分と向き合ったデザイナーが3Sunnyを選んだワケ

3Sunnyでデザイナーとして活躍中の畑田さん。プロダクトの開発、営業、採用、広報など様々なチームと連携したプロジェクトが多く、メンバーからの信頼も厚い畑田さんですが、過去の会社では忙しさのあまり、仕事に対しての目標を見失ってしまうことも。そんな畑田さんが次のチャレンジ先として3Sunnyを選んだ理由とは。


デザインを通してブランドの魅力を伝えたい


━━━━━畑田さんのこれまでの経歴をざっくばらんに教えてください。

大学卒業後は東京のアパレル会社に人事として入社して、新卒採用業務を担当していました。300名もの社員を採用するために、全国に出張して学生向けに会社説明会を行ったり、選考の手配をしたり、地方の学校を回って自社のPRを行ったり…新卒採用に関わるあらゆることを行っていました。

入社して3年目を迎えた頃、これからも人事採用でキャリアを重ねていくのか?と考えた時に、やはりクリエイティブなことに関わっていたいと思ったんです。

実は、もともとデザインやインテリアが好きで、大学では建築や都市環境を学んでいました。会社の中にはグラフィックデザイナーやVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)もいて、店舗のビジュアルやパンフレット・ポスターの販促物なども社内で制作しており、採用担当としてもデザイナーと関わる機会も多かったんです。

学生と接する中でも、店舗の雰囲気やクリエイティブ表現が入社の決め手となることもあって。そのような学生を見るうちに、自分もブランドの魅力を伝えるモノ作りをしたいと思うようになり、デザイナーとしてキャリアチェンジすることを決意しました。

━━━━━その後、畑田さんのデザイナー人生が始まったのですね!

アパレル会社退職後、一度地元に戻ってスクールで1年間デザインを勉強し、その後、東京でデザイン事務所にデザイナーとして入社しました。

小規模なデザイン事務所だったので、社長であるアートディレクターに直接指導してもらうことができ、実務経験がなく入社した私にとってはとても良い環境でしたね。クライアントも教育や行政関連、アパレルなど幅広く、様々な業界の案件を担当することができました。

ですが、制作会社なので、クライアントからの声は聞くことはあっても、エンドユーザーの声まではわからないんですよね。クライアントにフィードバックをもらおうと思えばできたのですが、現実にはすぐ次の案件に取り組まなければならず、その余裕を捻出することができませんでした。

次第に「デザインを生産するだけの機械」という感覚に陥ってしまって…。経験がない分、すべて修行だと思って挑んできたのですが、デザイナー3年目になった頃から、「これが本当に自分のしたかったモノ作りなのか?」という疑問を感じるようになりました。
そして、仕事やモノづくりに対する向き合い方を見直したいと思い、退職を決めました。

「この社会課題を解決するんだ!」という想いを燃料に変えて


━━━━━3Sunnyとはどのように出会ったのでしょうか?

退職後は事務職で働きながら、副業的にデザインの仕事を請け負っていました。ですが、仲間と一緒に話し合いながらモノづくりに携わっていきたいと思い、転職活動を始めました。

そして、「社会貢献性の高いプロダクトを提供している会社」という軸で転職活動を行う中、出会ったのが3Sunnyです。

制作会社での経験から、「何のために頑張るのか」というブレない信念や目標があれば、過酷な状況でも燃料に変えて頑張れると感じたんです。なので、「社会貢献性」というキーワードは外せませんでした。
3Sunnyが向き合う課題は、誰もが当事者になりうることであり、デザインを通して多くの方の課題解決に貢献できると感じ、胸が熱くなったのを覚えています。

CTOの矢澤との面接では、プロダクトや会社の説明から丁寧に話してくれ、今の会社の姿や、今後どのようなプロダクトにするためにデザイナーを採用しているのか、デザイナーに求めていることなども話してくれましたね。採用面接というよりも会話をしているような雰囲気で、私も安心して話せたことを覚えています。

━━━━━3Sunnyでの業務はどんなことをしていますか?

CAEREBOOKのプロダクトデザイン全般、営業や採用、広報文脈での制作物のデザインを中心に行っています。前年度は新規プロダクトのUIデザインをメインに携わっていて、ユーザーヒアリングのために3日間の大阪出張にも同行させてもらいました。

UI/UXデザインに関しては3Sunnyで初めて経験している領域なので、「なぜその機能が必要なのか」という要件整理の議論段階から参加することができ、とても大きな経験となっています。


デザイナーとして初めて立ちはだかった壁は「決め切る覚悟」を持つこと


━━━━━フルコミットのデザイナーは現在畑田さんお一人なので、大変なことも多いかと思います。
3Sunny入社後に苦労されたこと、それを乗り越えていったエピソードを教えてください。

苦労したのは、デザインに関して自分で決めきる覚悟を持つこと。
もちろん迷った時はメンバーに相談するのですが、最終的にどのデザインにするかを決めるのはデザイナーです。
僅かなデザインの違いがプロダクトの使いやすさを左右します。やりがいはとても大きい反面、デザインを決めきる覚悟と責任の重さは、デザイナーになって初めて立ちはだかった壁でした。

でも、実際は自分一人で解決できることって少ないんですよ。
メンバーにたくさん相談させてもらって、フィードバックを受ける中で自分にない視点が見え、それをデザインに落とし込んでいく。それを繰り返していくうちに、プロダクトとしてベストだと思う判断ができるようになっていくのではないかと思っています。

また、今のプロダクトが100%完成形のものではありません。プロダクトは進化し続けるもので、ユーザーの声や時代の変化に合わせて改善ポイントが見えてくるものです。
なので、完璧を目指そうとするのではなく、そのときにできるベストな回答を見出して着地させる。そして、実際に使ってもらって、フィードバックを受けながら改善していく。この繰り返しなんです。

現在デザインチームを立ち上げ段階なのですが、今後ジョインしてくれるメンバーには、CAREBOOKの存在意義やプロダクトやチームをどう成長させていきたいのか、一緒に話し合っていきたいですね。


━━━━━畑田さんの目指す目標を教えてください。

デザイナーとして自分のスキルを上げていくことは大前提であるのですが、視野をより広く持ちたいと思っています。ただ「デザインが良い」だけではなく、CAREBOOKのプロダクトが広がった後を見据え、プロダクトごとに使い心地が変わることがないよう、誰もが迷いなく使えるプロダクトデザインを目指していきたいです。

また、長期的には医療や介護に関わる方だけではなく、CAREBOOKを誰でも知っているプロダクトにしたいという想いもあります。
CAREBOOKやプロダクトデザインをきっかけに医療介護領域に興味を持ってもらったり、私たちが向き合っている課題に着目してもらったりといったことにまで派生できたら、こんなに嬉しいことはありません。

(終)

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