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とりあえず行動する / 人生をかけて取り組みたいこと / 親孝行。 #日々短文随筆

前置き

前回投稿したnoteでも軽く触れていたのだが、先日放送作家養成学校の説明会に参加してきた。

放送作家については、放送作家の養成学校の説明会に参加してみようと思っている。

とりあえず行動する

高校生ぐらいの時まではあれこれと頭の中だけで色々な選択肢を考えてはみてもいざ行動に移すという時に尻込みしてしまうような自分であったのだが、大学に入ってから意識的に変えていこうと思い、ここ数年は「とりあえず行動する」ということを大事にして生きている。

そして学生というのは突拍子もない突発的行動をしてもある程度許されるという身分であると思っていて、恥を承知で色々と行動を起こしてきたのだが、そういった行動の大半については全く後悔をしていないし、むしろ人生経験として重要な意味を持っていたりする。

周りからどう見られているのか

自分が親、兄弟、友人などといった周囲の人達からどのように思われているのかについて完璧に把握することはできないが、ある程度の想定はできる。

その想定するところによれば、自分が放送作家になりたいと思っている、より抽象的に言うとメディアに関わる仕事をしたいと思っている、というのは意外に思われるかもしれない。


それは、まず単純に自分が大学で学んだ情報科学の知識やスキルを直接的に生かすような職業ではないため、ということと、周りで放送作家のようなメディアに関わる仕事をしている人がいないため、ということが考えらえる。


情報科学を学びたいという思いから大学に入学し、これまで約4年間学んできた。入学当初はその専門性を活かせるような職業につきたいと思っていた。


しかし、自分が本当に「楽しい」と思えること、やりたいと思うこと、などを抽象化して考えて自己分析を深めてみることで、「作家」と言う概念に到達した。


コンセプトとしての「作家」によれば、自分自身の中ではキャリアとしてのデータサイエンティストと放送作家との間に一貫性を見出している。


人生をかけて取り組みたいこと

これは過激な個人的意見なのだが、色々と経験していく中で、エンジニアやデータサイエンティストとして特定のサービスの開発・運営に人生を捧げる、と言うことに生きがいを失いつつある。

現在スタートアップ企業にてデータアナリスト/サイエンティストとして長期インターンシップをさせていただいている。情報科学の専門性を直接的に生かす仕事の中では、toC向けのサービス開発・運営に興味があったためインターンに応募し、内定をいただき、今でも勤務しているのだが、

自分自身もいちユーザーとして利用するサービスのKPIを改善していくことにやりがいを感じることができてはいるものの、自分自身が本当にやりたいと思っていることではない、と言う気がしている。

と言うのも、限られた短い人生の中で「大きな問題」の解決に貢献したいと言う思いが芽生えたためである。

ここ最近、デジタル版の新聞を購読することが習慣化しているのだが、新聞の良いところは、自分が今まで関心をあまり向けなかったようなことについても知識を押し広げることができることだと思っている。そして、そういった「メディア」の果たすべきところの価値はいつまでも消え去ることはないということを認識した。

この世界には未解決な課題が山ほどある。微力であることは承知の上だが、その「大きな問題」の解決に尽力したい。自分は特定の課題解決に最適解を見出す才能を持ち合わせていない。そこで自分にできることはなんなのか。それは、そのような才能を潜在的に持ち合わせいるような人材に、正しい道標を与えるような情報・インサイトを提供をすることなのではないか。そのためにメディアの裏方として働く、と言うことに意義を見出した。玉石混交の情報社会の中で、その「質」を問い直すことが求められている。

説明会

大学の学部の卒業生などといった、自分の周囲でメディアに関わる仕事をしている人がいない、と言うのは情報収集の観点からはやはり難しいことが多いのだが、インターネット上で得られるだけの情報を得た上で、実際に放送作家養成学校に足を運び、説明会に参加してきた。

都内某所の学校に行き、業界についてや、カリキュラムや卒業生の進路などについて説明を受けた。

放送作家というのは「テレビ、ラジオ、その他YouTubeといった全てのメディアで番組の台本を書く」ということを仕事にしている、という大方の認識は正しかったのだが、学校について細かく説明を受けることができたり、質問をさせて頂くことでよりイメージの解像度をあげることができた。養成学校の最終カリキュラムとして卒業試験というものがあるらしく、この結果によって卒業生のうち6割近くがいわゆる放送作家の事務所に所属することができているということだったので、通う価値は十分にあると思った。

そして今回はただの説明会でなく、オーディションも受けることができるということだったので、自分は自己PR、企画プレゼンを行った。これは入校するに値するか、そして学費の免除の対象になるのかといったことを見極める目的であった。

その後

数日後、オーディションの結果が郵送されてきた。

結果は合格、そして学費の一部免除対象者に指定していただいた。合格率はどれくらいなのか、学費免除をどれくらいの人が受けることができているのかといったことは正直不透明ではあったのだが、素直に嬉しかった。そして、色々と自分が将来について考えていることを親と相談したりした。


親の願いとしては大学院は卒業して欲しいとのことであった。「親孝行だと思って大学院は卒業して欲しい。」と言われた。大学院というのはいわゆる修士課程のことで、それ以降は博士課程に進むなり、就職するなり、自由にして良いとのことであった。

「親孝行だと思って大学院は卒業して欲しい。」というフレーズは印象が強かった。自分はこれまで、大学院に進学することの意義をなかなか見出せずにいないという旨をnoteでも度々述べてきたのだが、ここでついに決着した。

とりあえず、大学院に進学し、卒業します。

親と話している中でも、やはり学生という立場でできることが多い、さらに言えば学生という立場でしかできないことが多い、という話が上がってきた。この最後の学生の期間で、後悔のないように色々と挑戦してみろとのことであった。それにはもちろん養成学校に通うということも含まれており、親としては放送作家といったメディアに関わる仕事については全く反対することはなく、むしろ応援してくれる姿勢であった。ただ、学費については大学院については負担をするが、その他については自分で頑張ってみて欲しいということであった。もともと、親に反対されれば自己負担で養成学校の学費も払いながら内緒で通おうとも思っていたので、これについては自分もそのつもりであった。

今後

とにかく、説明会への参加、親との相談などを経て、来年の過ごし方についてのイメージが固まったのは非常に進展であった。ただ、懸念として残るのは、いかにして学費を稼いでいくのかということである。今現在のインターンシップは今年度でやめさせていただく予定であるため、また次のインターンシップなりアルバイトなりを始めなくてはいけないだろう。

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