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【シャドウバース】スペルウィッチミラーで大活躍!2コストとは思えない優秀な能力!『栄光の華・エレノア』【カード解説】

1.導入

おおきに、サムです。

本日は最近というわけではないですが『スペルウィッチ』において採用枚数が増加している《栄光の華・エレノア》に関して紹介します。

今までも2コスト2/2のウィッチフォロワーでありながら除去スペルを手札に加えることが出来るカードなので、他リーダーと比べて序盤の盤面が弱いウィッチでは重宝されていたカードでした。
直近では主にウィッチミラーでの有用性を注目視されて採用枚数が増加しているので、この機に改めてテキストやその強さを確認していきましょう。


2.栄光の華・エレノアとは

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こちらが通常版の素敵なイラストなのですが、私は絵違い版しか現状所持していないので更に素敵な絵違い版のイラストで紹介します。

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進化前2/2/2
ファンファーレ (これを含めず)自分の手札が5枚以上なら、美麗なる術式1枚を手札に加える。
ファンファーレ このスペルブースト が10回以上なら、このバトル中、自分のリーダーは「自分のフォロワーが攻撃するとき、スペルブースト を1回行う」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。

進化後2/4/4
進化時 自分の手札1枚を選択する。自分のリーダーは「次の次の自分のターン開始時、それと同名のカード1枚を手札に加え、この能力を失う」を持つ。

エレノアが2つ持っているファンファーレ効果はどちらも条件付きです。

1つ目は比較的達成が容易で、手札から場に出す前にエレノアを含めて手札が6枚以上あれば《美麗なる術式》を手札に加えます。
美麗なる術式に関しては後述します。


2つ目は手札から場に出す時にこのカードのスペルブーストが10以上であればリーダー付与効果を持つというものです。
リーダー付与効果は大体強いのですが、スペルブーストの値が10と非常に高いことに加え、美麗なる術式のスペルブーストを考えるとエレノアは早めに出しておきたいことが多いです。
スペルブーストが10以上になるまで手札で抱えておくことは少なく、積極的に狙うとまではいかない効果なので今回は忘れてしまっても構いません。


更に進化時には手札のカード1枚を選択して2ターン後にコピーするというもの。
4ターン目に進化すれば2ターン後の6ターン目、5ターン目に進化すれば2ターン後の7ターン目、ターン開始時のドロー前に手札に加わります。

時間差がある効果のせいか忘れてしまいがちで、エレノアの効果が発動する前のターン終了時に手札枚数を7枚以下に管理しておかないとターン開始時のドローを手札超過で燃やしてしまいます。
因みに手札枚数の上限は9枚です、覚えておきましょう。

手札枚数を調整出来ない場合はカードをコピーする方が良いのかデッキトップを確認出来る方が良いのか、しっかり手札と相談しましょう。


エレノアのファンファーレ効果で手札に加わる美麗なる術式のテキストも確認しておきましょう。

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相手のフォロワー1体に3ダメージ 。
スペルブースト +1ダメージ

1コスト3点スペルですが、スペルを使用するorスペルブーストする効果を使用する度に相手フォロワーに与えるダメージが1ずつ上昇します。
つまり5回スペルブーストすれば3+5=8ダメージです。

単純にコストパフォーマンスお化けな除去スペルですね。


3.DOC環境におけるエレノアの強さ

エレノアのテキストを確認したところで、このカードの強いところを3つに分けて解説していきます。

1.ウィッチフォロワーでありスペルを手札に加えることが出来る
2.盤面処理能力が高い美麗なる術式
3.相手に合わせてカードをコピー出来る


1.ウィッチフォロワーでありスペルを手札に加えることが出来る

今環境のウィッチデッキにおいて《究明の魔術師・イザベル》を採用していないデッキは存在しないほど、ウィッチはイザベルデッキと化しています。

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そして《ユニオン・マジック》から《アルティメット・マジック》を手札に加える条件として使用したスペルの種類を7種以上にしなければならない為、美麗なる術式を手札に加えることが出来るだけでもエレノアは優秀です。
更にエレノア自身がウィッチフォロワーであるためにイザベルへの融合先としても使用することができ、イザベルとの噛み合いが非常に良いです。

2.盤面処理能力が高い美麗なる術式

エレノアのファンファーレ能力で手札に加わる美麗なる術式は序盤でも終盤でも強力な盤面処理スペルです。

『狂乱ヴァンパイア』や『連携ロイヤル』の序盤の攻めを凌いでも良し、中盤以降の大型フォロワーを1枚で処理しても良し、たった1コストでウィッチデッキ全般の隙をフォローしてくれます。

1コストでありながら10点や20点ダメージを相手フォロワーに与えることが出来る可能性のある除去スペルであり、『バフドラゴン』から出てくる凄まじい体力のフォロワーもスペルウィッチメタとして流行ってきている『連携ロイヤル』が使用する《ビクトリーブレイダー》もこのカード1枚で解決出来てしまいます。

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3.相手に合わせてカードをコピー出来る

エレノアの真の強さは進化時に手札のカードをコピーすることにあります。
本来デッキには同名カードを3枚しか積めませんが、進化時効果でコピーすることによって4枚、5枚と使うことが可能となります。

この効果が特に注目されたのは主にウィッチ同士のミラーマッチにおいて、カウンターマジック、アルティメットマジックを相手より多く使えた方が勝ち易い性質ゆえでしょう。

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相手が3回ダメージを無効してくるなら、こちらは4回無効にしてやろう。

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相手が3回10ダメージ10回復してくるなら、こちらは4回10ダメージ10回復をしてやろう。

相手が5回転んで6回起き上がってくるのなら、こっちは7回転んで8回起き上がれる準備をすれば我慢比べで勝てるってわけです。


2ターン後という未来に選択したカードをコピーしてくるため、先の展開を見据えるプレイヤーの練度が試されますが、使いこなせれば勝利をグッと引き寄せることが出来るでしょう。

逆に使われた際は相手が何をコピーしたかを予想しておくことで上手く立ち回ることが出来るかもしれません。
エレノアに限ったことではありませんが、先々の展開を予測することはカードゲームにおいて非常に重要なプレイヤースキルです。
自分の強い動きだけではなく相手の動きも考えることが出来れば、よりシャドウバースを深く楽しむことが出来るのではないでしょうか。


4.まとめ

というわけで今回は《栄光の華・エレノア》を紹介しました。

このカードの強さは上手く伝わったでしょうか?


エレノアの進化時効果でよくコピーするカードや美麗なる術式で破壊してスカッとしたフォロワーがあれば是非コメント欄で教えて下さい!

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よろしくお願いします!!

それではまた次回の記事でお会いしましょう、サムでした。

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