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【シャドウバース】知らなければ即死!DOC環境で再注目された狂乱ヴァンプの秘密兵器!ゼノ・ディアボロス【カード解説】

1.導入

おおきに、サムです。

今までずっとウィッチカードの解説をしていましたが、本日はヴァンパイアから《ゼノ・ディアボロス》を紹介、解説していきます。

自身でプレイしていたり、配信を見ていると対ヴァンパイアにおいていきなりディアボロスが進化して自分のフォロワーに特攻して自滅した挙句、バーン、ボーン、ドカーン、ドゥン、ドゥン、ドゥン、ドゥン、と体力を削られて、なんか知らんけど負けてたって経験をした人は少なくないのではないでしょうか?


私は1弾前のRSCリナセントクロニクルからシャドバを始めました。
最新弾であるDOCドーンオブカラミティで大強化された『狂乱ヴァンパイア』が環境に合わせて採用するようになったこのカードでリーサルを掻っ攫われた時は本当に何が起きたか分かりませんでした。

当たり前です。
RSC以前にリリースされたカードであり、RSC環境で目にすることはなかったのですから。

それではディアボロスがどのようなカードで、使う際、使われる際にどのようなことに気をつければ良いのかについてを知っていきましょう。


2.ゼノ・ディアボロスとは

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進化前7/10/2
結晶 3; カウントダウン 7
自分のターン開始時、自分のリーダーを1回復。自分の残りEPが相手より多いなら、このカウントダウン を1進める。(進化可能でないターンの残りEPは0)
ラストワード ゼノ・ディアボロス1体を出す。
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ラストワード 復讐 状態なら、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに4ダメージ。渇望 状態なら、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに4ダメージ。狂乱 状態なら、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに4ダメージ。

進化後7/12/4
進化前と同じ能力。

まずは結晶3、カウントダウン7というテキストから。

これは7コストのフォロワーでありながら、自身の残りppが6以下であれば3コストでアミュレットとして場に配置できるというものです。

カウントダウンは自分のターン開始時に1ずつ減少していき、カウントダウンの値が0になった時、このカードであればラストワードでゼノ・ディアボロス本体が場に出ます。

結晶時の効果でターン開始時にリーダー体力を1回復したり、後攻3ターン目に結晶で設置すれば後攻4ターン目開始時に必ず相手よりEPが多い状態なので追加でカウントダウンが1進みますが、結晶での設置自体ほぼほぼ使わないので覚えなくてもいいです。


今回覚えてほしいのは本体のラストワード効果です。

ゼノ・ディアボロスはファンファーレ能力を持っておらず、このカードが破壊されることでのみ効果を発動します。

3つの条件をそれぞれ達成するごとに相手のリーダーとフォロワー全てに4点のAoEダメージを与えます。
つまり3つ全てを達成すれば4+4+4=12点AoEということになります。

それでは4点AoEの条件として復讐、渇望、狂乱とキーワードが並んでいますが、その条件3つが一体何なのかを説明します。

1.復讐
「自分のリーダーの体力が10以下」という状態

これは見たままですね。
ゼノ・ディアボロスが破壊された時に自分の体力が10以下であれば4点AoEで相手にダメージを与えます。

2.渇望
「デッキから手札に加えたカード」がこのターン中に2枚以上である、という状態。

自分のターン開始時に必ず1枚ドローするので、それ以外に何かしらの効果で1枚ドローかサーチをすれば条件を満たせます。
「デッキから手札に加えたカードが2枚以上である」必要があるのでカードの効果でデッキ以外から手札にトークンカードを加えた場合は条件を満たしません
覚えておきましょう。

3.狂乱
「自分のターン中に自分のリーダーがダメージを受けた回数」が、このバトル中に7回以上である、という状態。

DOC環境のヴァンパイアは殆どがこの「狂乱」状態を目指し、コンセプトとしている『狂乱ヴァンパイア』というデッキタイプです。
自傷効果を持ち、狂乱状態になってから真価を発揮するカードが多数搭載されているので、特に意識しなくても5ターン目には自傷回数が7回に達し狂乱状態になっています。

狂乱ヴァンプを使っていれば最も達成が容易な条件です。

これら3つの条件をどれだけ満たせるかで打点が変わるので、自分が、相手がその時点でどの条件を達成できているか、達成できるかを把握しておきましょう。


出来るだけ多くの条件を達成した上でゼノ・ディアボロスを場に出し、進化して相手フォロワーに自滅特攻しに行くことでラストワードを発動させ、その効果で相手の盤面、リーダーの体力を削るのがこのカードの基本的な使用方法です。


3.引き立ててくれるカード

ゼノ・ディアボロスを採用しているから『狂乱ヴァンプ』に採用されるというわけではありませんが、非常に相性が良いカードが存在します。

それが《終幕の吸血鬼・ユリアス》です。

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今回は細かいことは省きますが、このカードから手に入る《テラーナイト》

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このカードを2枚目以降使用する場合、お互いに3点AoEダメージを与えるので自分のゼノ・ディアボロスを巻き込んで破壊することができれば最大で

テラーナイト3点+ゼノディアボロス(4+4+4)点=15点

15点ものダメージを与えることができます。


今まで最大打点の話ばかりをしていましたが、テラーナイト1枚目を使用した際に加わるカードである《ナイトメア・タイム》を使用するだけで『渇望』状態を達成できます。

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更に《ブラッディ・ネイル》を使用していれば、相手のフォロワーが破壊される度に相手リーダーに1ダメージを与えます。

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ゼノ・ディアボロスは相手のフォロワーにも最大で4×3=12ダメージを与えるので大概のフォロワーは破壊できます。
相手の盤面に5体フォロワーがおり、その全てを破壊できれば合計5ダメージです。

先ほどテラーナイトでゼノ・ディアボロスを巻き込んだ際の最大打点が15点だということは説明しました。
ということは相手の場に5体のフォロワーがいてテラーナイトから最大打点を叩き込むことができればそれだけで合計20点のリーサル打点です。

ビックリですよね、私も初見はビックリしました。


あと、体力を10以下にしていなくても『復讐』状態にしてくれるカードが存在します。

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それがこの《スカーレット・ヴァンパイア》

ファンファーレで相手リーダー、フォロワー全てに4点AoEダメージを与えた上で、次のターン終了時まで『復讐』状態になれます。

このカードから7コストのゼノ・ディアボロスに繋ぐことで打点を簡単に稼ぐことができます。
狂乱ヴァンプを使う際は採用を検討しても良いでしょう。


4.まとめ

圧倒的初見殺しな《ゼノ・ディアボロス》の効果は把握していただけましたか?

相手にする際は相手がどのような状態か

1.7回以上自傷して狂乱状態になっている
2.《ナイトメア・タイム》を使用して渇望状態になっている
3.体力が10以下で復讐状態になっている

以上3つのことを最低限頭に留めて立ち回りましょう。

これらの確認が漏れることで7ターン目以降は突然ゲームが終わります。

逆にこれらが頭に入っていればケアできる場面が増えて理不尽を感じることがなくなるでしょう。


それではここまで見ていただいてありがとうございました。

ゼノ・ディアボロスに破壊された盤面やぶっ飛ばした盤面の思い出をコメント欄で書いてくれたら嬉しいです。

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ではまた次回の記事でお会いしましょう。

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