見出し画像

芸能人のオンラインビジネスの行方

今回は、芸能人のオンラインビジネス(yotube、オンラインサロン)についての所見です。

■この文章の結論

・芸能人がTVからネットのマネタイズに移動は、理にかなっている(AI時代にも通用する)
・今後一般人は有名人経済圏に入って生き残るのが1つの選択肢になるかも
・そんな社会で生き残るには、読み書き能力が重要

1.  芸能人のオンラインビジネス参入

最近テレビで見なくなったお笑い芸人の方が、ネットで活躍するケースが増えています。

例えば今日は、Twitterで、オリラジ中田氏のYotube大学の内容のまずさが話題になってました。
(余談ですが、昔ゴー宣で日本史学んだという層があったけど、今は芸人Yotuberでかぁと、既視感を覚えました)

こういったYotubeに芸能人が参入して、素人が淘汰される話は前からあって、似た事例だと、有名声優vtuberも今後増えるだろうなとも思います。(個人的にマジカルユミナ推しです!)

話をもどして、以前ブログにも書いたのですが、オンラインサロンみたいにネットのファンをコミュニティ化できると、芸能人や有名人に、人、モノ、金が集まるようになります。

※ 参考:「オンラインサロンと新しいビジネスの潮流」
https://ameblo.jp/3ryuse/entry-12427584519.html

この分野では、キンコン西野氏が先行していて、クラウドファンディングでお金はもちろん「会場設営を一緒にする権利」を売って、お金と労力の二毛作をしてます(笑)

そしてこれは、半分の仕事がなくなると言われるAI時代には理にかなったビジネスモデルだなぁと思いました。なぜなら、AI時代は、よりクリエイティブだったり論理的思考の高い仕事か、ウェットな対人関係の仕事が生き残ると言われているからです。その意味で、ファンコミュニティは、後者の人間関係系のビジネスに当てはまると思うからです。

2.  AI時代に一般人が生き残る方法

AI時代には、生き残った仕事を頑張るのも1つですが、こういった有名人経済圏で利益を得るのも1つの方法になるのではないかと言うのが岡田斗司夫氏の予想です。

実際コミュニティ参加者のお店で消費を囲う事もすでに行われています。(西野氏はレターポットというアプリで有料ポイントを絡めてこれをやってますし、オンラインサロンメンバー間でのお店の支援もしています。)

また、芸能人コミュニティが勢力を伸ばす理由は、こういったコミュニティは自分の優位性、正統性を高めるために、排他的攻撃的になる点とも関連します。(常にコミュニティ主が炎上するのはこのためかなと)

その点芸能人、特に芸人さんは、目立つ、煽る、言葉で引き付けるプロなので、そういうことが得意なんだなと思います。(そういえば、ゴー宣もギャグ漫画の手法で、主張したのが強みだったなと)

加えて、今若者の文章読解力が落ちているので、動画メディアを効果的に使える芸能人のコミュニティは、どんどん強くなるだろうと思っています。
(業界人の私が言うのも何ですが、IT化、ICT教育の弊害ですね)

動画メディアの弱点は質より量、スピードで、しかも簡単に内容修正できない点です。しかしこれも「そういう物」とファンが受け入れれば、弱点にならないでしょう。

3. 芸能人経済圏で生き残るには

それでは、芸能人経済圏に入れば安泰かというとそうではなく、その中でも競争、ヒエラルキーがあります。

サロン主やサロンに貢献した人間に、有益な話や役割が来る仕組みになっているので、いかに楽して評価してもらうかが、そういった人たちの関心事項になるんだろうなと思います。

この貢献の1つの方法は、独自の知識ノウハウの提供があるわけですが、そのインプットには、書籍や長文で書かれた文章の情報が役立つと思います。

なぜなら、多くの人が動画や短いまとめサイトで知識を得るようになりますが、深くて体系的な知識を得るには、書籍や長文の解説から得るしかないからです。(動画の説明と書籍では、得られる情報量も全く違います。)

例えれば一人だけ詳しい宝の地図が読めるようになる感じかもしれません。

合わせてそれを書いてアウトプットできれば、論理的な構成力も身に付くでしょう。

とここまで書いておいてなんですが、これは別に芸能人コミュニティだけでなく、これからの社会全般的にそうだよなとあ思いました。

以上、お読みいただき、ありがとうございました。

【"平日夜や休日の生産性を上げたい方"へご紹介】
私は普段IT会社で研修責任者をしながら、ストリートアカデミーというサイトでタスク管理、仕事効率アップ、ストレスマネジメントなどの「生産性向上」のセミナーを開いています。

「仕事や休日の効率を上げたい!」「副業するの余裕が欲しい!」という方は是非こちらの講座を活用ください!

「実践仕事術教室」
https://www.street-academy.com/steachers/82881

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?