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にんにく収穫祭!無事開催。しかしトラブル連発!(涙 no.449


先月は収穫のトライや準備をして、それを踏まえて、
先週、7月の最初の週末に、ニンニクの収穫祭を実施した。

収穫祭といっても、いつも私とパートナーの2人に加えて、友人知人を少し呼んで、みんなで収穫を楽しもう!というかんじで、そんな大それたものではないのだけど。

収穫に向けた準備

6月中旬頃から、少しずつ収穫のトライをして、やった結果を踏まえながら収穫にかかる時間とか、必要な道具の量、乾燥方法などの目処づけをしていった。

収穫祭の1日ではもともとできると思っていなくて、収穫祭を含む7月の上旬で収穫をやり切る計画で進めていた。


トライの様子は前回書いたとおり。


いいかんじにニンニクは枯れた色になり、茎を持って引っ張れば、スポっと土から抜けて、なかなか気持ちよく楽しい作業。

これなら楽しんでもらえるぞ〜!

こんなつもりで、収穫祭を迎えた。

いざ収穫祭


当日を迎え、収穫祭は晴天(季節外れの猛暑!)のなかで決行。

昼間じゃつらすぎるから、時間帯は早朝と夕方で。


友人だけでなく、その子供たち来てくれて楽しそうに収穫を開始。

にんにくが引き抜けない!

計画したとおり、進めていけるかと思ったら、トラブル発生。

2週間前はスイスイとにくにくを引き抜くことができていたのに、全くできないのだ。

原因は2つ。

ひとつは、6月下旬の早すぎる梅雨明けのあとの晴天続きで、畝(土)の表面が乾いて固くなってしまっていたのだ。

もうひとつは、茎のコンディション。

2週間前は、茎は枯れた色をしていたものの、硬さ(スジ)はしっかりとあり、引き抜く力にも耐えることができていた。

しかし収穫祭の時点では、一層枯れ込んだ結果、引き抜く力に耐えられずに切れてしまうようになっていた。

仕方ないので、スコップで一つずつ掘り返しながらの作業に切り替え。

なんとか収穫祭は進行。


土から掘り出して、

茎と根も自分で切って、スーパーで見かけるニンニクの形にしていく。


農業のやさしさ?を感じてほしい

今回、人手を集めて一気に収穫! はもちろんやりたかった。

しかしそれよりも、参加してもらった人たちが "農業らしさ"みたいなもの感じてもらう機会になればと思っていた。

この日も収穫をしていると、近所の畑の方や近所の家の方が声をかけてくださったり、さらにはおすそ分けをしてくれたりした。

我々も農作業をやるようになって知った、農業の『優しさ』のようなものも、参加者には味わってもらうことができた。

収穫だけではない良い経験を良い体験をしてもらうことができたんじゃないかと思う。

となりの畑の方が採れたてのトウモロコシをくださった様子^^


採れたにんにくも予定外。。

収穫祭は楽しくやることができた。

がしかし、、、引き抜けなかったこと以外にも、実際のとれたにんにくのコンディションは、予定外のものだった。

それは、、、

『玉割れ。。。』

本来、↓の写真くらい白くてプルン(?)とした姿のはずだったのだが、

同一の個体が、こんな姿に・・・(涙

玉を覆っていた白い薄皮は無くなり、玉も大きくなりすぎてぶぞろいに。

収穫はタイミングが大切

最後の最後に、落とし穴。

今回は、収穫時期の設定が遅すぎた。


通常、ニンニクの収穫は6月上旬ごろに行うことが多い。

今回はそのセオリーよりも、あえて収穫時期を遅らせていた。

収穫を遅らせることで、土の中で実がより成熟し、甘みも増すと言う。

それを優先して土の中に長めに置いていた。

土の中に置いていると魂が割れるということも知識としては持っていたが、今回のような有機無農薬農法では割れたりしないという先達の知見もあり、我々は収穫を遅めに設定した。

結果としては、これが裏目に出た形だ。


反省をすると、その意図は、
『有機無農薬農法なら割れない』のではなく、
『有機無農薬農法で作り込んだ"良い土のコンディションなら"割れない』
だったのだ。

我々の土では、まだ荷が重かったというわけだ。

収穫のやりきりって、トラブルもチャンスに


このおかげで、収穫の後ペースもかなり落ちてしまい、いまだに収穫しきれず、悪天悪戦苦闘。
(梅雨明け後の悪天候によってさらに追い打ちも!)

丸い玉の収穫量は少なく、市場に持っていったりすることは少量しかできない状態。

と入っても、来期の種としては抜群のサイズだし、実 それ自体の出来はいいから、玉でない形での流通など、色々できることはあるはず。

これはむしろ、別のやり方を考えるチャンス。こんなところで立ち止まってはいられないのだ。


まずはなんとか収穫をやりきって、来期に向けてステップアップをしていこう!


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