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面倒なことは『参入障壁』と脳内変換する no.446

今日はニンニクの収穫のトライを実施。

収穫の本番のときは、何人かに手伝ってもらおうと考えてる。

当日やりはじめてからあれこれトラブルが起こるのは困るし、時間のかかり具合やボリューム感を掴むためにも、まずは小さく試しておくということで。

収穫トライをしてみる

17本の畝があるけど、そのうちの1畝の半分くらいだけ収穫。

作業がスムーズにできるか、足りない道具はないか、つまずくところはないかなどを確認しながら進める。

収穫するといっても、
土から引き抜き、
茎を切り、
根を切り、
乾燥のための入れ物並べていく、
と、いくつもの工程がある。

実際に少しの量だけでもやってみると、想像できなかったような思いもしなかったようなつまずきが、たいてい、いつも発生する。(笑

さて今日はどうなるか。


結球できている割合は?

植わっているニンニクの、茎を持って、そのまま引き抜いてみる。

雨上がりということもあり、容易に土から引っ張り出せた。

出来栄えはまずまず。

定点観測の個体がきちんと結球しているのは見ていたけど、どれくらいの割合でうまく球ができているかは心配だった。

今日見る限りは、ほぼすべての苗できちんと結球できていたから、ひと安心。


収穫手順を作り上げていく

ただ、うまく引き抜けない個体への対処や、茎の切り方や、根の処置の仕方など、やってみると、どれもこれも悩むところが出てきた。

たった1畝の半分くらいなのに、かなり時間もかかる。解決方法にもいちいち頭を悩ませながら、パートナーの友人とその場で対策を考えながら進めていった。

効率化は私たちの得意分野


私たちは2人とも作業の標準化や効率化を考えるのが大好きだ。

だからひとつひとつ作業を進めながら、つまずくところを取り除くだけでなく、いかにムダなく進めるかも同時に考えていく。

そんなふうに工夫してレベルアップさせていくことは、結構楽しい。


面倒なことをポジティブに転換

とは言っても、難解な課題に当たると、「面倒だなぁ」と思うことも、たくさんあるし、今回もあった。


1年前から農業に参入して、土を作り作るところから始めたが本当に面倒なことが山のようにあったと思う。

でも友人と、面倒なことに出くわすためたびに口にしていたことは、

『この面倒さは参入障壁だよね!』

ネットを調べても解決策が載っていないようなこと、やり方が載っていないようなこと。

そういうことの一つ一つが面倒だし解決しなきゃいけないこと。でも裏を返せばそれは参入障壁なのだ。

何か新しいビジネスをするとき、できれば手軽に始めたいと、思う人は多いと思うし、私達自身も、ついそういうことを探しがちだ。

でもそういう手軽に始められることは、裏を返せば、誰でも参入できるということ。

自分が参入した後にも次から次へと新しいプレイヤーが増えてしまう。

だから、あえて、参入障壁になることがたくさんあるものに取り組み、やりきることができれば、世界が開けるのだ。


仲間がいるから遠くへいける

今まで乗り越えて超えてきた、農業の面倒なことの数々は、きっと1人で孤独に始めていたら、ずいぶん最初のうちから、乗り越えられずに諦めたと思う。

でも友人に声をかけて共に始め、また全国各地で30人近いメンバーがそれぞれの地で同じタイミングで取り組んだからこそ、知恵を出し合いながら、ここまで来れている。

面倒なことを乗り越えるののを、参入障壁を作ることだと思えば、ただ苦しいことではなくて、『苦楽しい』取り組みになるのだ。

収穫,乾燥、あとすこし

本格的な収穫、そのあとに乾燥。まだまだ面倒なことはいくつもあるだろうけど、最後まで『参入障壁!』と、脳内変換をしながら乗り越えていこう。


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