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夏の終わりのボサノヴァの青い夜

このところ個人的な話ばかりですみません。と思いつつ凝りずに今日も個人的なことです。

足を運ぶのは年に二、三回という場所に三日ぶりに行ってきました。
今年二回めのブルーノート東京にて、今日はボサノヴァ・ユニット naomi & goro のライブ、題して〈Special Summer Bossa Nova Night〉。

1曲めは『Rosinha (ホジーニャ)』。ジョアン・ジルベルトのアルバム「JOÃO」に入ってるバージョンがいちばん有名だと思うけど、それほどカヴァーは多くないと思います。でも僕はかなり好きな曲で、あんまりカヴァーされてないなら自分で、と考え付いて趣味で宅録してみたことがあって、そのうち酔った勢いでYouTubeにでもアップしようかなと思ってる(笑)

2曲めは、歴史的名盤「Getz/Gilberto」のトラック2でもある『Doralice (ドラリッシ)』。これも大好きな曲で、僕がボサノヴァおよびブラジル音楽にハマるきっかけとなった曲と言っても過言ではないです。なので、これも実は趣味で宅録したことがあって、そのうち酔った勢いで…(以下略)

…と、僕としては出だしの二曲でだいぶ満たされました。(それはこの通り文章の量に反映されています・笑)

3、4曲めは最新アルバム「Rio, Tempo」から、オリンピック直後のブラジルに思いを馳せつつ爽やかに。5〜7は、goroさんの自作インストルメンタル(そのコード進行といったらブラジル音楽的な複雑さです)。

再びnaomiさん登場で、ジョビンやオリジナルのボサノヴァをもう6曲ほど。goroさんのトークはいつも通り安定のぎこちなさでしたが(失礼!)、心地のよいライブでした。
聴いてた位置(フロア最前列の左端)の問題かもしれないけど、PAが全体的にちょっと惜しかったかも。

- text and photo by ryotaro -

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