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4/26 イソップ童話・子どもの絵本を選ぶ

会話は、互いが何かしら共通の認識を持っているから成り立つ。多くの人が共通に持っている知識を自分も持っておけば会話は弾み、楽しくて有意義なものになる可能性が高くなる。

4歳の息子は乗り物が好きで、絵本を自分で選ばせると乗り物に関する絵本の率が高くなる。

また、色は黄色が好きで、表紙が黄色という理由で選ばれる絵本も多かった。

さて、子どもが自分で選ぶ絵本は、それはそれで良いとして、親が子どもに選ぶ時は、どんな絵本がいいのかしら、と考える。これは、調べればたくさんのアドバイスも出てくるし、月齢によっても変わってくる。

自分の子どもの頃を思い出してみたところ、「こうだったらいいのにな」と思った出来事を思い出した。

それは、子ども同士の会話だったか、それとも学校の先生のお話しだったのか。

「ほら、あの話」と、自分の知らない童話の話題になった時。どうも、多くの子はその話を知っているようだったが、私は知らなかった。どんな話なのだろう、知りたい。そして、みんなが知っていることを知らないのは、なんだか恥ずかしい。私もその童話をその時点で知っていたかった。

大人になってもこういうことは往々にしてある。

子どもの頃と違って「知らないことは、その都度学べば良い」「知らないことを知ることができて良かった」という考え方にはなるものの、中には「なぜそれを知らずに今まで生きてきたのだろう」と思うこともたまにある。こういうことは恥ずかしいと思うが、それまでの人生で出会う機会がなかったのだから、まあ仕方のないことだ。

会話は、互いが何かしら共通の認識を持っているから成り立つ。多くの人が共通に持っている知識を自分も持っておけば会話は弾み、楽しくて有意義なものになる可能性が高くなる。

ということで、まずはイソップものがたりを選んだ。日本むかしばなしと迷ったが、表紙のうさぎに1歳の娘が反応したので、まずはこちらにした。4歳も1歳も楽しめると良い。

1日1話ずつ読み聞かせようと思っていたが、読み始めたら「もっと」と言われてなかなか終えることができず、結局6話も一気に読んでしまった。1話がとても短いので、物足りないところもあるが、色んな話に出会って欲しいという目的を達するにはちょうど良さそうだ。なにより、短いほうが子どもも飽きない。

こうして絵本を一緒に読み聞かせることで、親子の間でも共通の認識が増えてくる。今はそれが互いに必要で、かつ、楽しいことだと思う。

そして、人と話をすることは自分をアップデートさせるのに一番手っ取り早い方法だと思う。それこそ色んな人と話ができるに越したことはないが、子どもが幼いうちは親子の会話が一番多いので、そこで少しずつ、互いに成長していけたらいいなと思う。

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