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オンラインイベントのリハビリはじめました

ゆっくり焚き火がしたい、さんぺいです。

さて、前回までのあらすじ、さんぺいは転職したのでありますが、フライング・ペンギンズでの愉快な日々が早くも一ヶ月過ぎました。

ちなみに昨日とあるミーティングで勘違いされていたのですが、フライング・ペンギンズはわたくしが立ち上げた会社ではありません。が、まあ入社したからには小さい会社なのでそのくらいの気概でやっていきたい所存ということであります。押忍。

話がそれましたが、わたくしのいくつかあるミッションのうちの一つが、コンテンツストラテジストとしてフライング・ペンギンズの対外的なコンテンツ発信をしていくことがあります。

いわば広報っぽい動きもわたくし担当でして、とりあえず何すんべと戦略を練ってみていたわけですが、まあ考えててもにっちもさっちもいかねえからとりあえずやっちまえ、という感じで見切り発車気味にこんなのはじめました(コンテンツストラテジストとはなんだったのか…)。

焚き火(もっと正しく言うと暖炉)を囲むようにゆるい雰囲気でUXデザインに関する話をしていくオンラインイベントです。ペンギンなのに火に当たって大丈夫?と社長のSNS経由でエアリプもらいました。確かに…。

先週1回目を配信しまして、早くも2回目の募集を開始している状況です。しばらくいろいろ試しながら隔週くらいでやっていく所存…なのですが、正直全然人が集まっていないので、少しでも興味を持っていただくためにnote書いてます笑。このテーマがお気に召さなければコメントいただきつつ脱線するのでも全然いいので、ゆるく僕らと話しましょう笑。

ただの告知だとつまらないので、ここからはイベント開催の背景とか僕の考えをつらつら書いていきます。

イベント形態にこだわる理由

ブログやポッドキャスト、動画配信など、情報発信の手段で色々あると思うのですが、今回も色々検討した結果、結局イベントという形態に落ち着きました。

人を集めなければ行けないというのはもちろんネックではあるのですが、たとえ少人数からスタートしても、コンテンツの受け手とある程度直接やり取りができるというのは大きい。やろうと思えばコンテンツを提供している最中にリアルタイムで仮説検証ができたりするので、一方通行のコンテンツよりも圧倒的にPDCAが回しやすいと感じています。

ちゃんと編集したものを出して、ちゃんとフィードバックをもらうというのももちろんいいと思っているのですが、僕がやるのであれば、多少アドリブや余白、偶然の発見などを大事にしたいなと。いわゆるインプロビゼーションやセレンディピティというんですか(言い直す必要あるのか)。

僕はバンドをやるのですが、客の反応を見ながら臨機応変にパフォーマンスやライブ展開を変えていく(そんなことホントにできたっけって感じですが、少なくともやろうとしている笑)のに似ています。方向性があまり定まらないうちは肌感を大事にしながら進めたいので、なるべくインタラクティブな形を取りたいなと思っています。

ゆるさにこだわる理由

僕は過去に6~7年UX JAMというゆるく学ぶUXイベントというのをやってきているんですが、結局今回もそんな雰囲気を盛り込みました。その当時から考えていることはあまり変わっていないので以前Seleckさんに取材された記事でも貼っておきます。

ゆるさというのはぐだぐだでいいということではなく、リラックスできる、自然体・等身大でいられるという意味合いで使っています。なんでもそうですが、締めるとこは締め、ゆるめるところはゆるめる、みたいな感じで行きたい。

特にUXデザインみたいな話をするときは余白を大事にしたい。決められたレールに沿って議論しても面白くないかもしれない。そんな気持ちが働いています。

余談:オンラインイベント、もうよくね?

と、ここまでなんとなくそれっぽく語ってきたのですが、実はここ1年半くらい、オンラインイベントに対するモチベーションは激ローでした。

理由はいくつかありますが、主には上記で語った肌感が得にくいことと、僕自身が終わったあと誰とも繋がれないということ。そのくせにまあまあちゃんと準備しないとグダグダに見えてしまうこと。

オンラインイベントって、会場押さえる必要がないし、登壇者にご足労いただかなくてもいいし、パパっとできるでしょ?って思われがちですが、僕はそっちのほうがよっぽど楽だった気がします。単調な配信画面で同じ時間ユーザーをつなぎとめておくのってめちゃしんどいですよ。

何しろこちらが提供しているものに対してのフィードバックが得にくい。もちろんコメントなどもいただけるのでなくはないのですが、上述のバンドでの経験やリアルイベントでの経験を呼び起こすと、僕は参加者の顔色とか様子を結構見ていたんですね。それによってファシリのトーン変えたりとか、ひとネタ挟んだりとかして空気を作っていったわけで、それが超やりづらい。

あと、すごい頑張ってやる割には、全然参加者と繋がれない。これも僕にとってはイベントをやる大きな意味の一つだったのでモチベが下がる要因でした。もちろん、SNSのフォローとかは増えますけど、リアルイベントだとわざわざ僕に挨拶しに来てくれる人とかたまにいて、そういう人と次なにか一緒にやることが多かったので。

とまあ、そんなことを思いながらもうオンラインイベントはしばらくやらなくていいかなと思っていたんですが、しばらく時間を置いたら色々考え直しました。

当時から
「オンラインイベントとリアルイベントは別物として設計すべき」
「オンラインにはオンラインの楽しみ方がある」
と偉そうに語っていたりしたのですが、結局心の奥底ではリアルイベントのときの成功体験をひきずっていたみたいで、なんだか楽しくないと思っていたのかもしれません。もしかしたらイベント単位で同じ満足度に持っていこうとすること自体間違いなのかもしれません。

ここに関してはまだ僕の中では解がないのですが、続けられる無理のないペースでまた試行錯誤を繰り返していくべきだなと思った次第であります。前述の通り、イベントのようなインタラクティブな形態こそ、ユーザーフィードバックを得ながら形を作っていく、僕なりのUXデザインのやり方なのかもしれないな、と思いつつ。

・・・

というわけで、ここまでこの駄文を読んでしまった方、ありがとうございます。ぜひイベントでフィードバックくださいね。笑

※あと上記の流れじゃないですが、最近新しい出会いがまったくなくてつまらないので何らか共鳴する点ありましたらぜひお話しましょう。meetyは忙しくてやれてないので、コメ、twitterfacebookなどでコンタクトください。

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