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ディスクレビュー: hot​/​iden / Cruyff 補足版 / 公にしづらい音の話 / 世代間ギャップについて

東京のCruyffというバンドのカセットEPが入荷されました。
楽曲のポップ・ミュージック感とは対照的なサウンドのヘヴィさとが混じり合う様は...マジでよくわからんと思いながらも音が異様にカッコいいので一体何なんだと思ってbandcampを見ていたら「rec, mix, mastered by Yusuke Shinma at Studio REIMEI」とのクレジットがありVINCE;NTの方が録音からマスタリングまで担当していることを知り「なるほど!」と思いました。VINCE;NTの最新作の音も轟音感とその精密さが独特で際立っていると感じたが、Cruyffはよりラフで衝動的。しかしその衝動を完璧な形でサウンドプロダクションに落とし込んでいる。歌詞もよくわからない感じが良い。3曲目「sending pulse is the way we talk with all species」は様々なサンプルをカット&ペーストし完全にバンドサウンドではない楽曲で、何か裏があるんだろうけど全然わからない。だが、ポストハードコアとかグランジとか、そういう90年代的価値観で捉えようとするからわからなくなるのかもしれない。twitterのプロフィールに「POWERPUFF BOYS AND A GIRL」と書いてあった。余計わからない。しかし音はめちゃよいのでそこだけ信じてほしい。スラッジなポップ・ミュージック。

ここまでは商品ページに書いてた文章。ここから下は公にしづらい系の文章になります。全く価値はありませんので買わないように。

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