"持たざる者のロック"と、ちいかわオルタナティブ

前回大変好評でした音楽を勝手に語り合う会の第2回を収録しました。
今回のお題はSPOILMANの『BASTERD NERD PIG』です。
アルバム、ワンマンライブについての語りから、"持たざる者のロック"としてのSPOILMANという存在について焦点を当てていく内容。

バブル景気とブルーハーツの関係のように(当時ブルーハーツが「ドブネズミ」という言葉で全肯定した全てのルーザーのように)SPOILMANの表現は現代の写鑑であり、リベラル・知識人達の言葉が届かない"持たざる者"たちを代弁する。詳細については動画で語っているので割愛する。

現代のカルチャーで圧倒的な不利な立場にいる、社会的な能力に乏しいおっさん、でなければ表現できないものがあり、それらは社会に無視されている。300人以上が集まったワンマンライブも音楽ライターは反応しないし、新作にも触れないのだ。俺が言いたいのはSPOILMANは"ちいかわ"である、ということ。

かつてのブルーハーツや銀杏BOYZ、そしてTHA BLUEHERBといった音楽が代弁していたものを、現代ではBreakingDownや"ちいかわ"が代弁する。
メンバーシップのほうに全収録版をアップしておきますが、ディレクターズカットとして、わかりやすく編集したバージョンを後日youtubeにきちんと公開します。

話は脱線していくのですがSPOILMANに関係ない内容でも、SPOILMANを語る上で外せない社会的背景というものがあり、それらは後に正式公開する動画のほうには含むことはできません。
なので、その脱線部分が聞きたい方向けに先行で公開する形です。

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