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ディスクレビュー : Sackcloth And Ashes, The Ostrich Dies On Monday / Submission Hold / サブスク地獄の川本真琴さんはEbullition RecordsのCDを買った方が良い

2020年代には全く継承されなかった90年〜2000年代激情亜種、Ebullition Recordsより2001年にリリースされた活動後期にあたるアルバム。ハードコアパンクをベースに音楽性を野心的に拡張させ、USメインストリームとはかけ離れた東欧の民族音楽とも融合。「ポストロック」という概念を体現していた数少ないバンドとも言えるだろう。アナーキズム、フェミニズム的な軸でも語られるようにそのメッセージ性も厳格で膨大。音源とは別で込められているその熱量を感じられるのもデジタルフォーマットでは体感できない魅力。思えば2000年代激情やEbullitionというレーベルリリース自体、その体感を大事にしている作品たちだったのだと思います。Submission Holdは音楽性も本当に面白いと思います。真なるポストロック、かっこ良過ぎる。

tracklist:
1. If And Or When
2. Motherfuckers And Beans
3. Tuesday Evening At The Dinner Table
4. What Copernicus Heard
5. Turpentine
6. The Day The Police Stole The Bushes From Grandview Park
7. Tha Parade
8. Meaning In Flames


自分が所謂「激情ハードコア」聴き始めた20代のときはSubmission Holdはあまり響いてなかった。その時はOrchidやYaphet KottoとかがEbullition Recordsの代表として聴いていて、やっぱり音も激しいし、ある種のキャッチーさがあったと思う。で、Submission Holdの政治的メッセージがあるとかそういう周囲の情報は理解していても、それが音楽として気に入るのかは別の話で、やはりそのコアな部分を理解していなかったんだと思う。

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