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「子ども手帳」を1ヶ月子どもたちに使わせてみた結果
先月、冬休みに入るのをきっかけに石田勝紀先生考案の、「子ども手帳」を子どもと一緒に始めました。
子ども手帳とは、一言でいうと「to doリストにご褒美システムを加えたもの」です。
その日やるべきこと(宿題とかお手伝いとか)を手帳に書く
↓
できたことに赤ペンで斜線
↓
赤ペン斜線の数に応じて、ポイントが貯まる
↓
貯まったポイントはご褒美に交換できる
上記のようなルール。
さて、開始から1ヶ月ちょっと経過した現在、続いているのか…。
続いてます!(拍手)
しかも、長女だけだったはずが、下の子たちもやりたがったので、今では子供3人全員が子ども手帳を使っています。
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書くのが面倒くさいタイプの長男はやりたがらないだろうなと思っていたのですが、お姉ちゃんがせっせとポイントを貯めて喜んでいるのを見て羨ましくなったみたい。
「おれもやる!」と言って、もともと持っていたウィークリー手帳を使って子ども手帳を始めました。
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それを見た次男も、やりたい!と言うので、次男の分は100均のノートにウィークリーの枠を書いて使用することに。
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1ヶ月と少し使ってみて、良い効果がいろいろとあったので我が家の体験談を書いてみたいと思います〜。
子ども手帳を始めて良かったこと
お手伝いに積極的になった
「ゴミ捨ててきてくれる人ー?1ポイントだよー」
と声をかけると、みんな手をあげて、お手伝いを取り合うようになりました。
1ポイントって、ご褒美から考えた価値としては1〜3円くらいなんだけど…
ポイント貯めたいって気持ちが強いようで、みんなそんな細かいことは気にしていないみたい。
お手伝いに積極的になってくれて、母はうれしい!
貯めたポイントで食べるおやつは格別
貯めたポイントで、この1ヶ月ちょっとで2つのご褒美を手に入れた長女。
50ポイント スーパーカップ
85ポイント どら焼き
娘は貯めずにちょこちょこ使いたいタイプみたい。
100円〜200円くらいだから、自分のお小遣いでも買おうと思えば買えるけど、ポイントで手に入れたっていうのが嬉しいみたい。
私もPayPayポイントとかAmazonポイントで買い物する時ってなんか得した気分になるから、それに近いのかな?
子ども手帳=ポイ活?
ポイントって聞くとなんだかワクワクして貯めたくなるのは人間の習性なんだろうか。
簡単な計算練習になる
子ども手帳をするにあたって、簡単な計算が必要になります。
・毎日のポイント
・一週間分のポイント
・これまでのトータルポイント
の合計を確認するためには足し算、
ご褒美と引き換える時は引き算が必要になります。
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計算をミスったら損をするかもしれないリスクを伴った実践的な計算になるので、真剣さが違う。笑
簡単な計算を日常的に行う練習になるので良いなと思いました。
ほめる機会ができる
日々のタスクに対して毎日
「よくできたね!」「頑張ってるね!」
って褒めてあげ続けるのって難しい。
ついつい日常の当たり前になってしまいがちで…。
子ども手帳には
「一週間に一回親がポイントを確認して、頑張りを褒めてあげる」
というルールがあるので、ノートの確認とともに、必ず子どもを褒める機会ができます。
「今週ポイントめっちゃ貯まったね!」
「すごい!100こえたよ!」
「いつも頑張ってるね!」
こんな親の声かけで、子供がやる気を充電できる時間。
親にとっても子にとってもいいなと思いました。
テスト100点を目指すようになった
子ども手帳の本に載ってた「テスト満点でボーナスポイント」というルールを採用しました。
これまで、子供のテストとの向き合い方を見ていたら、ケアレスミスで98点とかだった時にあまり悔しがっていない感じがして。
「大体できてるし、ほぼ100点みたいなもの」
ってスタンスでいる姿に、それでいいのか??
ってモヤモヤとしていました。
とはいえ、100点を目指せ!ってスパルタに教育ママ風吹かせるのもなんだか嫌だなぁと思っていたので、この子ども手帳のボーナス制度はいいなと思った。
99点じゃダメ、100点は特別なんだ
と子どもがみずから感じることができるから。
良いシステム!
日々の過程をしっかり評価しつつ、結果を出した時は特別ボーナスが出る。
なんだかサラリーマンみたい?笑
子ども手帳を書く中で作った、我が家のルール
子ども手帳に慣れてくると発生するのが、数日分まとめて書くという手抜き。
3日前4日前にやったことなんてハッキリ覚えてない。子供も私も。
「やったかどうか忘れちゃったけどとりあえず書いておこ〜(ポイント欲しいし)」
みたいなズルが発生するので、ルールを作りました。
書き忘れた分を書いていいのは、翌日まで
2日前の分をさかのぼって書くのはNG。
2日以上前の書き忘れた日のポイントは0となります。
このルールを作って以降は、ポイント0回避のために2日に1回は手帳を開くように。
「毎日書く」って難しくて大人でもなかなか出来ないことだけど、今のところポイント欲しさに継続できてます!
おわりに
ずーっとやりたかった子ども手帳、実際に使ってみて、良い効果があったので嬉しいです。
手帳をきっかけに、親があれこれ言わずとも自分でやる習慣ができてきた気がします。
親がやることは見守りと、定期的な確認作業だけ。
思ったより親の負担が少なくてよかった。
これからも継続して使い続けられるように、サポート頑張りたいと思います〜。
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