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自己紹介に代えて(好きな漫画編)

今回は好きな漫画を10つほど紹介します。
もし興味があれば読んでみてください。

好きな漫画10撰

1. 入江亜季『乱と灰色の世界』

10歳の女の子、漆間乱(うるま・らん)には秘密があった。彼女にはサイズが合わない、だぼだぼのシューズ。これを履くと、みるみる変身! グラマラスな美しいオンナへと成長できる。「子どもはイヤ、早く本当の大人になりたいな」。ところがある日、変身後の姿のまま、乱は初恋に落ちてしまった! ……地方都市・灰町を舞台に、4人の魔法使いに起こった4つの大事件を描くマジック・アンド・ライフ。灰町に隠れて暮らす漆間一家に、幸せの日々が訪れるのはいつになることやら。

KADOKAWA HPより

日常にまぶした魔法の煌めき。まっすぐ人を好きになる眩しさと強さを描く



2. 鎌谷悠希『しまなみ誰そ彼』

クラスメイトに「ホモ動画」を観ていることを知られた、たすく。自分の性指向…ゲイであると皆に知られたのではないかと怯え、自殺を考えていた彼の前に、「誰かさん」と呼ばれる謎めいた女性があらわれた。彼女は、たすくを「談話室」へと誘う。そこには、レズビアンである大地さんがいて…。尾道を舞台に描かれる、性と生と青春の物語、第1集。

小学館HPより

LGBTQIAの人たちと、"ただ"生きていくためにはどうすればいいのか。答えは出ない。悩み続ける、それでいいのだと思う



3. 樋口大輔『ホイッスル!』

サッカーの名門校で、背が小さいだけで3軍補欠だった風祭。サッカーを諦めたくない風祭は桜上水へ転校する。だが名門校でレギュラーだったと勘違いされ…。

集英社HPより

諦めない。読むたびに、努力の火が起こす熱風が胸を吹き渡ってゆく。私の青春は、この作品とともにあった



4. 石塚真一『BLUE GIANT』

ジャズに心打たれた高校3年生の宮本 大は、川原でサックスを独り吹き続けている。雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。

小学館HPより

圧倒的画力と前衛的手法で"JAZZる"、進化を続ける青い巨星



5. 森薫『乙嫁語り』

中央ユーラシアに暮らす、遊牧民と定住民の昼と夜。

KADOKAWA HPより

贅の極み。ありのまま、筆致のうつくしさと乙嫁たちの愛に酔うだけ



6. 泉光『圕の大魔術師』

アムンという小さな村に暮らす耳長の少年は本が大好きであったが、耳長で貧乏だった為、村の図書館を使うことができなかった。そんな少年は差別が存在しない本の都・アフツァックに行くことを夢見る。ある日、少年は憧れのアフツァックの図書館で働く司書(カフナ)と出会う。この司書との出会いが、少年の運命を大きく変えることに──。孤独な少年が未来を切り拓く、異世界ビブリオファンタジー堂々開幕!!

講談社コミックプラスHPより

The 王道ファンタジー。コマの外まで設定し尽くされた"世界"の情報量に圧倒され、作者の魔術に眩惑されてほしい!



7. panpanya『蟹に誘われて』

注目の新人作家が「楽園」コミックスに初登場。「楽園」本誌&web増刊で発表した作品に同人誌発表作や日記など含めたっぷりとpanpanyaワールドをご堪能下さい。 2014年4月刊。

amazonより

"シュール"だけでは収まらない。作者は、眼前の世界をつぶさに観察し、分解、再構築する。思索の奥深さに脱帽。何度でも読みたくなる中毒性



8. 真造圭伍『ひらやすみ』

生田ヒロト、29歳、フリーター。定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの?将来の不安も一切ない、お気楽な自由人です。そんな彼は、人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえさんから、タダで一戸建ての平屋を譲り受けることに。そして、山形から上京してきた18歳の従姉妹・なつみちゃんと2人暮らしを始めました。しかし、彼の周りには生きづらい“悩み”を抱えた人々が集まってきて…

小学館コミックHPより

明るさと、やさしさと、ひとつまみの挫折と。登場人物たちの温かさに、心がほぐされてゆく



9. 吉田基已『官能先生』

ある夏の日、偶然引き寄せられた小説家と謎の美女。そしてそこから二人が紡ぎ出す、狂おしい愛の記録。話題沸騰! 『恋風』『夏の前日』の吉田基已の最新作!!

講談社コミックプラスHPより

日本の古き良き時代に描かれる、少し変わった恋愛の行方は。幻想的な世界観が艶めかしい。大正・昭和レトロ好きにはたまらない雰囲気



10. 萩尾望都『トーマの心臓』

冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。トーマ・ヴェルナー。そして、ユーリに残された1通の手紙。「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。

小学館コミックHPより

愛するということ。赦すということ。この作品を、私が手放すことはないだろう



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