エモい感情の交差点に立って、冥い深海を憧憬する

いい文章のひとつでも期待した皆さん、ザンネン。あいにくそんなセンスがあるならとうに詩でも書いてるよ、デジタルの海にでも漂流することなくみんな縋るでしょ。出来のいい言葉には、甘い味がするもんだから、色んな虫が寄ってたかってボクの事だなんて言っているけど、気味悪いじゃん。あんな世界に生きていけるならなんて素晴らしいことかななんて考えはするんだけど、偏屈になればなるだけ自分が賢くなった錯覚で、まるで酒でも浴びたみたいに腫れ上がっちゃったケンジヨクで他人をジャッジして。何も無いことはどうせ変わりはしないのに、ふっと何もなさを忘れられる媚薬として、僕は好きだけを浴び続けてるってワケ。憐れでしょ。そんな目で見られるためにボクは生きてる。悲劇のヒロイン気取りなボクに、夢の国は微笑む様子はない。ボクのこと見てるほど、彼女たちはひまじゃないからね。素晴らしいセカイだ。素晴らしい、美しい、鬱陶しい、そんでむなしい。

綺麗で綺麗でそんでちょっぴり憎ましいこの世界に、枯れた花束でも置いて置ければボクはマンゾクする。汚い華だ、そういわれてるのがボクにはお似合いなんだから。黙っててよ、鬱陶しいなぁ。解られるなんてことは無いの。このセカイは、ボクの欠乏によって完成と化すんだから。邪魔しないでよ。二度と来んなよ。邪魔なんだ。

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