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本日の結果は?

昨日noteにも書いた通り、今日は調停であった。

今更だけど、裁判所に行っているので、これは「裁判離婚」なのかな、とも思ったりするが、便宜上、引き続き「調停」と呼ぶことにする(笑)

昨日の夜に弁護士と多少の打ち合わせをしたが、珍しく今日は朝の6時前に「10時には裁判所に着いているように」と後追いで連絡があった。

弁護士側は気合いが入っている。(民間=私がクライアント)

問題は裁判所側だ。(お役所=最低限しかやらない)

メッセージを見ながら、「起きなきゃ。。」とうつらうつらしていたが、6時を過ぎてしまい、慌てて飛び起きる。今からゆっくり支度しても十分間に合うのだが、私がとにかく渋滞が嫌いなので、渋滞に捕まるそれくらいなら、朝早く行きたいだけである。

なんとか7時過ぎには家を出られた。

最近、家を出る前に確認が必要なのは「猫たちがクローゼットに閉じ込められていないか」である(笑)

支度の為にクローゼットを開け閉めするので、その隙に時々すうっとクローゼットに入ってしまい、私が知らずに鍵をかけてしまう事が結構ある。そのため、出かける直前に3匹(クローゼットの外に)いるか確認してから家を出る様にしている。

さて、引っ越し前の私の予定では、裁判所に来るのはせいぜい1回か2回程度のつもりだったが、今日で何回目だろうか。。。。
すっかりルートも頭に入ってしまっている(笑)

今日は時間帯もよかったのか全ルートで空いており、1時間ちょっとで到着できた。スクールバスがたくさんいたので、学校は通学を再開しているのだな、と思った。ソーシャルディスタンスは保ちつつも、子供たちはやはり同じ空間で過ごす時間が必要なんじゃないかな、と運転しながら思う。

裁判所には8時半ごろに到着したので、1階(ground floor)仕事のメールをチェックし(こんな時に限ってなぜか多い)、後はいつもぼんやりして待つ。

離婚を望んでいるから裁判所に来ているが、緊張や不安を全く感じないと言ったらうそになる。

離婚が成立したとして、
これからどうしようか、
どこで暮らそうか、
猫たちを連れて行けるか(これが一番心配)
など考えると、やはり不安もある。

今までは、盲目的に、同じ会社の同じポジションに戻りたいと思っていたが、最近はあまりそこまで望んでいない自分がいることにも気づいている。

恐らく、私が望めば、会社や同僚は私が戻る事を喜んでくれるだろうが、本当にこの会社でこの仕事をしたいのかな?とも、考える。
歓迎してくれる同僚・上司がいてくれることにはとても感謝しているが。

そんな事を考えていると、そろろろ10時になりそうだったので、3階に行き、弁護士を待つ。

3階の廊下のベンチに座って待っていると、一つ空けて座っていた身なりの良い男性が「どのくらいかかるのかな?」と聞いてきた。

「どのくらい」とは「当日どのくらい(何分くらい)」と言う意味か、それとも「離婚の手続きがどのくらい」と言う意味か、よく分からなかったので、「自分の場合は、相手が裁判所に来ないにも関わらず3年かかっており、過去4回はドタキャンされている」と伝えると、相手は「ええ~。。。」と言う感じであった。

ちょっと先輩ヅラしてみた(笑)

ケースにもよるのだが、離婚に合意できている場合は早いだろう。
また、裁判所に強いコネクションがある場合も。
しかし、双方合意できていない場合で、裁判所で話し合いをする場合は時間がかかると想定される。

じゃあ、私の場合は何だろうか??

相手が一切裁判所には出てこないのに、3年もかかるのは、法律には素人の自分でもおかしいと思う。

運・・・かな・・・?

「えええ~」と言う表情の男性を残し、ちょうど弁護士に呼ばれたので中に入る。

いつもの通り、出欠の為の署名をし終わると、
弁護士は「この件は別のcourtにtransferされた」と言う。

ええ、ごめん。何語?もう一回???

詳しく聞くと、
「担当の判事が代わり、新しい判事がこの件を担当する」事が分かって、
今日はそれで終わりらしい。

いや、当日じゃないと分からないシステムもうやめない???

色々頭が回らなかったので、裁判所内にある、弁護士の部屋に行くことにして、もう少し詳しく話を聞くことにした。

注文したコールドコーヒー(ミルク入り、シロップ入りのコーヒー飲料)を飲みながら聞くと、今まで担当していた判事が異動となり、新しい判事が来ることになったので、新しい判事が私の件を担当することになった。

前の判事が着手しかけていたので、お願いだから決着つけて欲しいと弁護士はお願いしてくれたようだが、「離着任の手続きしないといけないから」と新しい弁護士にこの件を移動(異動?)させた。
(=要は面倒だから後任に押し付けた、という事だ。)

新しい判事と弁護士の間で日程を決めており、次は5月の連休明けであるが、新しい判事にも「もう終わりにして欲しい」ことはお願いしてあるそうだ。

は~、やれやれ。私もインド人みたいに、離婚できていなくても「シングルです!」って言い張りたい。こんなに色々起こる事あるのか???

私は今日がダメだったら日本に帰国することを考えていたので、それを言うと、「次の調停で、何も動きがなさそうだったら、日本に帰れるように少し日にちを空けよう」と提案された。

どの判事もやる気がないので、1つの案件に割ける時間(気力?)が限定されているので、ヘタに間を空けると、また、申立書を最初から読み直し、確認しなおす作業が発生し、決着が着くのが遅れるのだそうだ。

・・・まあ、今までの様子からすごく分かる気がするが。

弁護士が言う事にも納得は行くので、後もう一回だけ、裁判所に来てから、帰国の時期を決定しようと決めた。

今回は異動していく判事が勝手に日程を決めたため、弁護士も30キロ程離れた別の裁判所から来ているらしく、それもまたかわいそうに、と思う。

手続きがあるから仕方なく休暇を取っているのだが、メールをちらっと確認すると、そんな日に限って、何やらメールが多い。いつものカフェに異動して、コーヒーを注文しつつ、慌ててて急ぎのメールを処理する。

今までは「調停に行く帰りに、お酒と欲しい食材を買って帰る」であったのに、最近は逆になっていて、調停の方がオマケ見たいになっているのが悲しい。

何なの、これ。

後もう一回だけ、裁判所に来てみよう。次で日本に来る時期を具体的に決めて、先に進もう、そう決心して、家に帰宅する。

今日は飲もう・・・・!




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