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インドで夏を感じるとき

昨日のnoteの冒頭にも書いたけど、暑い。。。こんなに暑いのにまだせいぜい40℃ぐらいだ。これからまだ気温が上がっていくはずだが、自分は大丈夫だろうか、と毎年この時期に思う(笑)。

今日は、インドにいて「夏が来たな~」と感じる瞬間について書きたい。

ちなみに北インドでは、毎年3月頃にあるホーリー祭の後から、4月、5月あたりが夏(乾季で気温が45℃前後まで上がる)で、日本で夏とされる7月、8月頃は夏と言ってもいいが(雨季で気温は高くても37、38℃ぐらいまで)、私の中ではちょっと夏じゃない。

ここでは乾季の4月5月についてを「夏」として書こうと思う。

インドの夏は40℃以上から

最近は日本でも40℃を超すところが多くなったので、それほど驚くことでもないだろうと思う。「ああ、暑いな。。。」と思うとやはり40℃を超しているので、こちらで「夏」の基準はやはり40℃だろう。
ただ、40℃で扇風機のスピードを上げて、エアコンを使い始め、服も夏仕様に変更すると意外といける(平気)ので、「もうだめだ!」となるのは45℃を超したぐらいからである。
気温は高いが湿度が低いので、不快指数は低く、意外にも結構な高温でも大丈夫だったりもする。(また体感温度は部屋にもよる。私の前の部屋は涼しかったので、エアコンはほとんどつけたことが無い)
逆に気温は低くても湿度が高い雨季の方がはるかに気持ち悪く、私は嫌いな季節だ。(蚊も増える。。。)

今週は45℃を超す日が無いので、今年はまだそれほど熱くないらしい。
なんとなく息子がいるカナダの天気を確認したら、今日はマイナス2℃だった。
地球って広いな、と感じる瞬間。


にゃんこたちが一緒に寝てくれなくなる

これは厳密に言うと「インドの夏」じゃないかもしれないが、一緒にしてしまう(笑)
「一緒に寝てくれない」と言うか、「隣で寝てくれない」が正しい。冬の間は座敷わらしのごとく、私のお腹の上にでんと陣取ったり、隣にぎゅうう~っとくっついて寝てくれたにゃんこたちが、徐々に離れていき(涙)、手を伸ばしても触れない場所で寝る様になる。まあ、こちらも暑いのでいいのだが。。
日中も暑いので、それぞれ涼しい場所を探して冬とは違う場所で寝ている。ドアの近くとかは下から風が来るのかみんな好きな場所だ。
後は夏場に抜ける毛が多くて困るのもこの季節。掃除しても掃除しても、どこからか現れてくるモフモフとの格闘は涼しくなるまで続く。

本日の収穫(笑)


マンゴーのシーズン開始!

インドでは毎年この時期にマンゴのシーズンになる。日本ではアルフォンソマンゴーと言う種類が有名だが、インドでも数種類あって、おじちゃんが馬でリヤカーを引っ張って来るローカルなマンゴー売りでも、外国人ご用達のスーパーマーケットでも買える。お値段は種類や時期にもよるが、一個が大き目のマンゴーであれば、1個100~120ルピー前後、小さめサイズのマンゴーだと2,3個で1個100~120ルピー前後。(私が行く普通のレベルのスーパーやマーケットの価格。高級な店に行くともちろんもっと高い。)
マンゴーの種類によって、一般的に大きいものや、小さいものがあって、以下の画像にある緑色のマンゴー(Himsagar)は全体的に小ぶりな印象だ。

今年はまだ美味しく熟したマンゴーにあたっていない😿
次は別の店で買ってみようかな。


油、オイルが液状化する

青いボトルはココナッツオイル。
髪、顔、体に使えて万能。しかも安い。

写真の青いボトルは私が髪や体に使っているココナッツオイル。ボトル一本で約40ルピー程度なので値段を気にせずに使えてよい。
ただ、冬の間は白く固まってしまいボトルから出てこないので、いつもシャワーに入る前に湯煎しておき、すぐに出てくるように準備している。それが、2月の終わり~3月初めぐらいから、気温が上がりその手間が必要なくなってくる。そうなると、「あ~もうすぐ夏だな~」なんて思ってしまう。

同様にバターが柔らかくなるのも非常に速い。写真の様なブロック状でも、出して3分程度で表面部分はバターナイフですくえるようになるし、中の部分までやわらかくなるのには約8~10分程度でいいと思う。(今日測ってみた、笑)逆に言うと、うっかり出しっぱなしにすると、すっかり液体と化すので注意だ。

洗濯物は爆速で乾く

気温が高い上に、湿度は10%前後(今日は夕方10%、晩は12%だった)と非常に低いため、洗濯物は本当にすぐにからりと乾いて気持ちがいい。大物を選択しないといけない時や、洗濯機を何度かまわさないといけない時も楽でよい。

シャワーの水が暑すぎて、冷めるまで待つ

これは実は、その建物の構造によるので、全員にあてはまるわけではないのだが、まだ多くの場合が該当すると思う。
インドの建物の多くは、屋上/屋根に生活用水をためておくためのタンクを置いている。このタンクは夏に太陽の光にじりじりと熱され、当然中に入っている水の温度も上がる。(そしてなぜか黒のタンクが多い。)そのため、時間帯によっては、温水のスイッチなど入れていないのにも関わらず、シャワーからは熱湯の様に熱いお湯が出てくることになる。温水を出すための装置、ギザで調節しているわけではなく、自然の力であるため、解決策は「水(おゆ?)の温度が冷めるのを待つ」しかない(笑)

インドの夏は暑いが、マンゴーが安く食べられたりと楽しいこともある。
私は雨季より乾季(夏)が好きだ。

熱中症や夏バテに気を付けて、今年もインドの夏を楽しもう。


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